どうも!健康美トレーナーの助川です。

今回は「お腹のたるみ・むくみ」についてお伝えしますので

ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 TODAY'S
 
お腹のたるみ・むくみの要因と解消方法

 

こんなお悩みありませんか?

 

特別太っているわけではないけど

お腹の表面(皮膚)がぶよぶよ、ぷるぷるしている。

 

 

確かに痩せていけばお腹のたるみは減少していきますが

実はこのような症状は痩せ型と分類される体脂肪率10%台の方でも

容易に起こりえるってことはご存じでしたか?

 

 

なぜそうなっているのかを知っておかないと

極限までダイエットを頑張ってしまったり

過度なトレーニングをしすぎてしまったりと

いらぬ労力をかけすぎてしまうので注意しましょう。

 

 

 

痩せているけどお腹がたるむ正体とは

 

さて、痩せているのにお腹がぶよぶよしてしまうのはなぜなのか。

 

その正体は「むくみ」の可能性が高い。

ではここでお腹のぶよぶよがむくみなのか簡単にチェック!

 

 

☑お腹をつまんでみましょう

 

 

つまんだ跡や色がすぐに戻らない場合はむくみの可能性が高い。

 

 

※つまんだ際に痛み(剥がされるような痛み)がある場合は

皮下脂肪の癒着があり、脂肪が冷え固まってしまってます。

 

 

つまんだ跡や色がすぐに戻らない場合はむくみの可能性大

 

 

なぜむくむ?

 

なぜお腹がむくんでしまうのかというと

 

 

①皮下脂肪の癒着により腹筋群の活動が制限されることによる血行不良

 

②リンパの循環不良

 

 

が主な要因。

※体水分バランスなどもありますが今回は飛ばします。

 

 

それぞれについて解説していきましょう。

 

 

①について

 

人の身体はざっくり分けると

「皮膚→脂肪→筋肉→骨」の順で層となっています。

 

 

①は皮下脂肪の癒着とお伝えしましたが

身体を動かす際には「皮膚と筋肉が互いに滑りあう」ことで動きを補完しています。

 

 

しかし皮下脂肪が癒着、つまり皮膚と筋肉が糊付けされた状態だと

動きをスムーズに出すための滑りあいが起こらず身体の動きを制限させてしまうのです。

 

 

その結果、十分な筋活動を起こすことが出来ず血流の循環が悪くなってしまいます。

 

 

癒着がある場所は血流循環が悪いため触ってみても「冷たい・冷えている」ことが多く

皆さまもご存じの通り脂肪は冷えると「固まる」ので

油汚れと一緒で放置しているとどんどん強固な脂肪になりなかなか落ちずらくなります。

(セルライトの原因にもなります)

 

 

痛みは伴いますが

癒着を剥がすことで筋活動の正常化を図り、暖かい血液の循環をさせることで

冷えた脂肪を融解し代謝をしやすくなるので

お腹のぶよぶよを無くしたい方には改善は必須です。

 

 

 

②について

 

リンパと聞くと

 

「・鎖骨・わきの下・鼠径部・膝裏」

 

 

この辺りを思い浮かべると思いますが

お腹にも大きなリンパが流れているのはご存じでしたか?

 

 

リンパの流れ(主流)は

脚から鎖骨方面に向かって流れていきますが

腹部のリンパ節が詰まっていると

脚から上がってきたリンパの流れを塞き止めてしまうのです。

 

 

その結果、余分な水分や老廃物がお腹周りに溜まり「むくみ」を引き起りします。

 

 

改善するためには流れを塞いでいるリンパ節(関所)を開門させる必要があります。

 

 

 

 

その場で出来る!簡単な解消方法

 

行なうタイミングはいつでも良いのですが

 

 

・お風呂上りで身体が温まり血液循環が良いタイミング

・寝る前の身体がリラックスしているタイミング

 

 

だと行いやすくおススメです!

 

 

①の解消方法

 

〇お腹を摘まみ、引っ張る

※摘まめない場合は「つかむ」から始めましょう

 

 

摘まむ場所はお腹全域。

つねるほど強くする必要はないので

ちょっと痛い程度の力で細かく全体を行ってあげましょう。

 

 

慣れてくるとお腹がポカポカ温まってくるのを感じると思います。

 

 

 

②の解消方法

 

〇肋骨の間に指を入れていきましょう

※お腹に力が入ると反発して指が入らないので脱力してください。

 

 

肋骨を手指の第一関節でつかみにいくイメージ

もしくは

肋骨の下に指をブスっと入れ込むイメージ

 

 

肋骨に沿い、みぞおち付近からウエストへ向かって順に行ってください。

 

 

 

 

いかがでしたか?

 

 

ダイエットやトレーニングで

体重や体脂肪率は減っているのにお腹のぶよぶよがなくならない場合は

お腹のむくみの可能性が高くなります。

 

 

ご自身の状況に合わせて

①、②もしくは両方の改善方法を行ってみましょう!

 

 

早い方は翌朝に変化が出ているかもしれませんよ。

 

 

執筆者

 

助川友樹(すけがわゆうき)

 

姿勢改善パーソナルトレーニングスタジオ

「grlow(グロウ)パーソナルジム」代表

 

全米ストレングス&コンディショニング協会パーソナルトレーナー(NSCA-CPT)

 

健康管理士一般指導員

 

血流制限トレーナー(BFRトレーニング)

 

南カルフォルニア大学 人体解剖修了