ちいさなネグレクトエピソード


車に子供を置き去り

いっときニュースでよくやっていましたが


それは

うちの家ではよくありました


その頃は

今とは少し時代が違うので

考え方も捉え方も現在と異なると思います



しかし

大人になって

ニュースを見聞きし

今まで当たり前であったことが

当たり前ではないと気づき始め

当時にもあった違和感を思い出すのでした



昔々のある日

猛毒ババアの職場の駐車場で

車の中で猛毒ババアが帰ってくるのを

待っていました


それはいくつだったのか

覚えてはいませんが

おそらく小学校低学年だったかと思います


とっても暑い日だったのか…

とっても寒い日だったのか…

よく覚えていません


でも

それはいつもよりはるか長い長い時間で

永遠のような時間で

まだかまだかと母の帰りを

車の中で待っていました


寒すぎてか暑すぎてか

忘れたけど

もうダメかと思いました…

子供ながらに生命の危険を感じていました



しかしその時

2つ年上の姉が

エンジンをまわし

エアコンを付けてくれたのでした


まさに天の助けでした

ああ、助かったと思いました



その後どれくらい経ったのか

猛毒ババアが帰ってきて

車のバッテリーが上がってしまい

たくさんの大人たちが集まり

少し騒動となりました



周りの大人は

子供が車のエンジンをさわって

バッテリーが上がってしまったくらいに

思っていたようでしたが



当時、その時の大人は

なんの疑問も持たなかったのだろうか?


誰も怒ったり責めたりはしないにしても

子供がいらんことをしたような

空気感は

子供ながらに感じており

私はしっかりとはっきりと

理不尽さを感じていたのでした


小さい子供を二人

車に置き去りにすることに

誰も誰ひとりとして

何の疑問も持っていなかったのでしょうか…


それとも他人の家に干渉しないでおこうという感じだったのでしょうか…




姉のことは大嫌いでした

幼い頃いつも

いじめられ泣かされていたから


でも

その時ばかりは私は姉の味方で

私の救世主でした

姉は何一つ悪くなかった




姉は私の

たった一人の家族


世界で唯一同じ体験をし、

同じ苦労や苦しみを知っている人

いつでも今も、昔でも

ずっとそばに居てくれた人




☆すかるちゃんねる☆