おはようございます。
コミュニケーション・ドクター 須海 二郎(すかい じろう)です。

本日も「名言に学ぶコミュニケーション」をお届けしたいと思います。

 

苦しみや悲しみを抱えている人に同情を寄せる人は二通りに分かれる。
一はその人と同じ苦しみや、悲しみを経験した人で、励ましの言葉一つにも真実味がこもる。
二は何人にも何に対しても同情を見せる人で、何もしないことと変わらない。
むしろ、同情したつもりで怒りを買うことさえある。

※ネタ元はこちらの「名言ナビ」になります。

 

私は、過去にいじめを体験したことがありました。

(詳細は私のプロフィールをご参照ください)

 

その体験を経て変わったこととして、自分と同じような体験をした人たちの気持ちに、実感値をもって寄り添えるようになりましたし、何より自分自身、加害者に加わるようなことは何があってもしない、と強く思うようになりました。

 

こういった体験がない人から同情の念を持たれたとしても、そこにリアリティがないのはある程度やむを得ないことだと思います。

 

ですが、「相手の気持ちに矢印を向ける」というのはいつでも、誰にでもできることです。確かに、実体験を伴っていないため、体験をした人のように理解するのは難しいですが、少なくともその人が何に対して苦しんでいたのか、傾聴することはできるはずです。

 

 

今年制定された日本の新元号は「令和」ですが、この言葉には、「人々が美しく心を寄せ合う」という意味が込められているとのことです。「美しく」という言葉が何を指すのか、ひと言で言うと自尊心を持ち、他者を思いやることなのではないかと私は思います。

 

うわべの言葉や気持ちしかないのであれば、同情を見せる必要はありません。本当にその人に寄り添う覚悟を持って、自分自身にその人の苦しみや悲しみを受け止める覚悟があると思えるのであれば、情を寄せてあげてください。

 

本日のコミュニケーション処方箋:同情するのであれば、本当にその人に寄り添う覚悟を持って、その人の苦しみや悲しみを受け止める覚悟があるのか、自分自身に問いただしてからにしよう

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

 

【今までのキャリア・人生経験を活かして、あなた自身が本当に望む人生を実現していく

 ための「パーソナルコミュニケーション体験セミナー」を不定期に開催しております】
詳細はこちらをご参照ください。

※リンク先に記載されている日程以外で、対応可能な日もございます。

  ご希望の日程があれば、お気軽にご相談ください。

 

あなたの悩みにお応えする個別セミナーを不定期に開催しております。

LINE公式アカウント始めましたので、まずはお気軽にご相談ください。

↓↓↓