おはようございます。
コミュニケーション・ドクター 須海 二郎(すかい じろう)です。

 

昨日のブログで、ゴール(山頂)に向かうにあたり、現在地(ふもと)で最も重要な準備はこのキャリアに向かって進むんだというあなたの強い意志であるとお伝えしました。

 

質問ですが、あなたが「このキャリアに向かって進むんだ」と明確に心に決めたのはいつでしょうか?

 

子どもの頃という人もいれば、学生時代という方もいるでしょう。ですが多くの方は、社会人になり、さまざまな経験を積んだことによって、目指すキャリアの方向性に変化が生じているのではないでしょうか?

 

 

私もその一人です。社会人のキャリアは広告代理店から始まりました。大規模、中規模、ベンチャー、大きさも特徴もバラバラな三つの会社に在籍したことで、さまざまな角度から広告・マーケティング領域に関する知見を深めることができました。この三社での経験が、間違いなく今の私のキャリアにおける根幹を形成する礎となっています。

 

これらのキャリアを積んだ後、主にデジタルマーケティングを生業とする会社に転職しました。そこでの学びは、「できるだけ広く、たくさんの人に伝える」ことを目的とした一般的な広告は、時と場合によって煩わしく感じられてしまうことがある。それに対して、「相手のことを考え、その人にとって最適なやり方を選んで情報を届ける」という前職で学んだコミュニケーションデザインの考え方の方が自分には合っていると感じ、今後のキャリア方針が定まりました。

 

 

上記のターニングポイントを経て、私は今所属している会社を退職することを決意。「自分自身が目の前の人とコミュニケーションを図ることで、まず周りの人達、そこから社会、日本を良くしていくことに貢献したい。」という想いから、本格的にコーチングのスキルを学ぶようになり、現在に至ります。

 

私が「このキャリアに向かって進むんだ」という意志を固めていくプロセスは、このような経緯を経て形成されていきました。もしあなたがいま形成しているキャリアに疑問を持ちはじめているのであれば、まず立ち止まり、今までの自分のキャリア・人生の棚卸しを行うことをおすすめします(参考:あなたのキャリアの方向を定める「コンパス」の入手方法)

 

本日のコミュニケーション処方箋:このキャリアに向かって進むんだという意志は、キャリアを積み重ねることで定まっていく。疑問を持ち始めたら、今までのキャリア・人生の棚卸しに取りかかろう

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!