おはようございます。
コミュニケーション・ドクター 須海 二郎(すかい じろう)です。
昨日は『自分が得意なことは何か、周りに聞いてみる』をお届けしました。本日は、新たなカテゴリー、「転機のコミュニケーション」を作ってみました。
「転機」は誰にでも訪れるものですが、その内容や頻度は、当たり前ですが人によって千差万別です。
サラリーマンにとっての転機の代表格は、その名の通り「転職・転勤」だと思います。私は今までの社会人生活の中で、転職を3回、転勤を5回経験してきました。平均回数がどのくらいなのか、簡単に調べてみたところ、転職が2.5回、転勤が3.2回(リンク先P.4参照)なので、平均よりやや多いようです。
今まで私が転職・転勤を通じて得たもの・感じたこと、これをしておけば良かった、といったリアルな失敗談なども交えて、これから転機を迎える方に、少しでもお役に立てるような情報をお届けしていけたらと思っています。
今日は初回なので、そもそも「転機」という言葉について少し考察していきたいと思います。
「転機」という言葉を辞書で検索すると、
ある状態から他の状態に変わるきっかけ。変わり目。
と書いてあります。前職から新しい職に変わるのが「転職」、以前の勤務地から新しい勤務地に移るのが「転勤」。文字で書いてみると当たり前のことですが、ともにその後の人生において大きなインパクトをもたらす、人生の一大事と言っても過言ではない出来事です。
唐突ですが、わたしは今までの経験を通じて「転機」が好きになりました。その言葉を聞いて、そこから始まる新しい生活、初めて訪れる職場環境に思いを馳せ、期待が高まっていくタイミングだと感じるようになりました。
それはなぜか。転職であれば、自らの意志で会社を変わる決断をしている訳です。ということは、自分が変わった方が良い、変わりたいと思う理由があったから動いたことになるのでそれに従う、というシンプルな理由です。
転勤の場合は、自ら望んでできるものではなく、会社からの辞令により決まります。私は独身・単身赴任、両方のケースで転勤を経験しました。もちろん辛いこと、苦しいことはたくさんあったのですが、そういう時には決まって「会社がお金を出してくれて、縁もゆかりもない地で働く経験をさせてもらえるのは今しかない」という発想に転換するようにしていました。この話は、機会を改めてまた触れていきたいと思います。
長くなりそうなので、今日はこのへんで失礼いたします。
本日のコミュニケーション処方箋:転機は望む望まないに関わらず、誰にでも訪れる。どうせなら人生をより良く変えるきっかけとして捉えてみよう
最後までお読みいただき、ありがとうございました!