おはようございます。
コミュニケーション・ドクター 須海 二郎(すかい じろう)です。
昨日は『人からの信頼を得るために、まずは自分を開示する』をお届けしましたが、本日は「名言に学ぶコミュニケーション」をお届けしたいと思います!今回のテーマは、「他人から言われたことをどう捉えるか、決めるのは自分」です。
※ネタ元はこちらの「名言ナビ」になります。
他人が自分をけなしても、それで自分の価値が下がるわけでもなく、褒めても自分の価値があがるわけでもない。
そもそも自分の価値のあるなしすらわからないのが人間ではなかろうか。
ただ自分は自分でしかないのだ。
これは私もたびたび経験してきたことですが、会社で上司から叱責されたり、取引先の人から厳しいことを言われてしまったりすると、その都度落ち込んでしまいます。
それはなぜでしょうか?これは私が以前企業研修を受けた時に学んだことですが、私が落ち込んでいたのは、叱責されたり厳しいことを言われた時に、「自分の人格そのものが否定された」と勘違いしてしまったからだ、と気づきました。
上司や取引先の人は、決して私の人格を否定したかった訳ではありません。その時に私が原因で起こしたたったひとつの出来事に対して、気づきを与えて成長を促したいと思い、私のためを思って言ってくれたことだったのです。
言われた内容は同じでも、それを人格否定と捉えるか、自分の成長のために言ってくれたと捉えるかで、その後のキャリア・人生は全く違ったものになるでしょう。
さて、あなたならどちらを選びますか?
本日のコミュニケーション処方箋:自分の価値は自分が決める。だから、他人から言われたことをどう捉えるか、決める権利は自分にある。
今日はこのへんで失礼いたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!