おはようございます。
コミュニケーション・ドクター 須海 二郎(すかい じろう)です。

昨日は『部下に寄り添うコミュニケーション』をお届けしましたが、本日は週末恒例、「名言に学ぶコミュニケーション」をお届けしたいと思います!第十回目は、「B面の自分も見る」です。
※ネタ元はこちらの「名言ナビ」になります。

自分を責めることはけして悪いことではない。
ただ、そのとき責める内容を検証し、ポジティヴなものを見出してくれるもう一人の自分をそばに置くといい。
そうでないと、一方的に自分を責め続けて救いのない自己嫌悪に追いやるからである。
もっと望ましいことはそういう友人がいることである。

 

「自責モード」に陥るきっかけとして、周りの人からの言動や態度が原因になっていることがほとんどではないかと思います。そういった時には、やってしまったこと、放ってしまった言葉に対する後悔の念にかられてしまい、その部分だけにフォーカスしてしまいがちですが、そこに至るまでの経緯を振り返ってみると、自分の新たな「B面」が見えてくるはずです。

あなたはそこに至る経緯において、きっと何らかの「トライ」をしたはずです。であれば、それが仮に短期的な失敗に終わったとしても、その一歩踏み出して挑戦したという姿勢、失敗からの学びはきっと大きいはずです。

 

私には学生時代から20年来の付き合いになる大切な友人がいるのですが、自責モードに陥りそうになった時には決まってその友人に連絡をして、話を聞いてもらうようにしています。自分の中である程度消化した後、その友人に相談なのか報告なのか、整理の付かない状態で話をすることで、よりクリアに次に向かって進めるようにする、自分の中である意味「儀式」のような位置づけになっています。
 

本日のコミュニケーション処方箋:「自責モード」に入りそうになったら、「B面」の自分も見るようにする(状況に応じて友人の力も借りてみよう)

今日はこのへんで失礼いたします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。