おはようございます。
コミュニケーション・ドクター 須海 二郎(すかい じろう)です。
昨日は『自分の型を貫くコミュニケーション』をお届けしましたが、本日は週末恒例、「名言に学ぶコミュニケーション」をお届けしたいと思います!第四回目は、「自尊心の高い人は称賛を求めない」です。
※ネタ元はこちらの「名言ナビ」になります。
自己中心的な人は称賛を求めるが、自尊心の高い人は称賛を求めない。
自分の価値を信じているから、他人からの称賛など必要としないのである。
あなたの周りに、「この人は自己中心的だ」と感じる人はいないでしょうか?そういった人の特徴として、『自分の正しさを人に押し付ける』『人の話を聞かない』『協調性がない』といったことが挙げられます。
これらの面が仕事に出るとどうなるでしょうか?
『自分の正しさを人に押し付ける』:今までの自分のキャリアだけで物事を判断してしまい、それを上司や後輩、果ては得意先にまで押し通そうとする。
『人の話を聞かない』:自分のことばかり話していて、人の話は聞いているようで実は聞き流している。
『協調性がない』:自分の都合・仕事ばかり優先して、チームメンバーや周囲の状況を考慮しない。
といった状況が想像されます。
こういった人と接する際には、距離を置いて付き合うのが一番良いですが、直属の上司や部下など、自分と近い関係性にいる人が該当する場合には、なかなかそうもいきません。そうなったら、ある程度その人のことを持ち上げて、やりたいようにさせてあげるのも一つの手ではないかなと思います。
自尊心の高い人というのは、自分の価値を分かっているので、目先の出来事がどうこうというより、もっとその先にある高いゴールを見据えて行動できる人であると、言い換えることも出来ると思います。
ですので、変に指摘して関係性を悪くするリスクを負うよりは、大きく構えて、その人のことを反面教師にするくらいの大きな気持ちで接してあげることをおすすめします。そんなあなたを見て相手が学ぶかもしれませんし、そのうち近い関係性でなくなる可能性もあります。
本日のコミュニケーション処方箋:自尊心の高い人は、先を見据えて動くことができる
今日はこのへんで失礼いたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。