お昼を大きく回って、中途半端な時間帯になってはいるが、「」をテキストにして、いま行っておくのが良さそうな場所で食べることにする。

こんなゲートのあるところを通って…上海に広告を出すとは、さすがビイルの街・哈尓浜。
すじてつジャストライン-黄河路

「佳家湯包」という小籠包の店。
すじてつジャストライン-佳家湯包
蟹のが有名のようだが、昨夜食べていることだし、ここは普通ので。

このようにして出てくる。12個で7.5元。
すじてつジャストライン-佳家湯包 純鮮肉佳家湯包
中身の汁が熱いので、慌て過ぎず、レンゲをうまく使うのが肝要だが、まあ早いうちに食べるのがいいでしょう。
生姜絲という刻み生姜の付合せは頼み忘れたけれど、まあいいや。(ちなみに1元)


そのあとは、南京路を軸としてぶらぶらと。
すじてつジャストライン-南京東路 すじてつジャストライン-南京東路

すじてつジャストライン-南京東路

あ、こんなディスプレイ(?)もあったりして。これは横道に入ったところだった。
すじてつジャストライン

すじてつジャストライン-邵萬生
邵萬生」という老舗食料品店。右側のリースの下に「港式魚蛋」というブースがある。上に掲げてある看板には「関東煮」と書いてあり、ちょうど右に立っている女性がほおばっているのはそれだろう。
「関東煮」はおそらく台湾経由で伝わっている。おでんのことである。
すじてつさんもただ歩き回っているだけでなく、通りに面した店は覗いてみたりした。しかしもとより人込みや行列は好まないので、見学みたいなものである。それでも「上海第一食品」で、大白兎キャンディ(ミルク、小豆)と、大勢の人が集まっていた“山核桃仁”という、クルミ(の仲間)に味付けしたスナックを購入。どちらもばらまきに好都合だし、後者はおやつのようで酒にも合いそうな、なんとも優秀な食べ物である。

これだけ歩いたし、と思い、麺にも挑戦を決めたのだが…
すじてつジャストライン-呉越人家

「[虫下]爆鱔背煨麺」という名前の、エビとウナギの入った麺。
すじてつジャストライン-呉越人家 [虫下]爆鱔背煨麺
煨麺てのは煮込み麺だそうで。チャンポンなんかで見られるように、煮詰めてとろみとコクを出すんでしょうな。「るるぶ上海」に載ってたのは、ずいぶんキレイに撮っているなぁー。ある意味感心してしまう。まあ味は変わらないと思うけれども。
もう15時半過ぎているのでほかの客は居ない。
こちらの麺が出てきたら、先に支払いをと言われた。あれ、昼休みはあるんだっけと思えば、フロアも厨房も、総員で賄いを食べるタイミングだったのだ。麺が20、青島純生が12元。
客ではあるが半ば邪魔扱いのようで気恥ずかしさもある、不思議な気持でいた。

どうもこっちの麺は、麺と汁のバランスが悪いというか、麺がどっちゃり入りすぎているきらいがある。別にそんなに要らないんだよ、というほうが贅沢なのか。でも、おいしく食べられる量というのがあると思うのだが。
ビイルも最後はちょっと苦しくなった。