駅から10分ほど歩いて坂を上っていき、こういう場所へ出る。
すじてつジャストライン-青梅鉄道公園 すじてつジャストライン-青梅鉄道公園
入口は回転式ゲートがあるけれども、入園料を係員に渡してその横から入っていく…アナクロ。
といって、100円ではSuicaを設置するほど大仰なものでもない。

すじてつジャストライン-D51 452と十河信二揮毫の碑

青梅線も走ったクモハ40。
すじてつジャストライン-クモハ40054

日本では数少ない5軸の蒸機、E10。
すじてつジャストライン-E10 2
曲線通過を容易にするため、第3・4動輪はフランジがない。(第2動輪は薄型)
すじてつジャストライン-E10は3・4動輪にフランジがない
5両しか製造されなかったが、現存するのはこれだけ。
E10 1は保存しようと思ったときにはすでに解体されていたとのこと…
ED16、8620は1号機が残っている。
すじてつジャストライン-ED16 1
すじてつジャストライン-8620(1号機)

一番押さえておきたかったのは、この110形蒸気機関車。
すじてつジャストライン-110形(3号機関車)
鉄道開業にあたってイギリスから輸入された10両のうちの1両。ヨークシャー社製造。最初10番とされ、その後3に改番された。110形になったのは、鉄道院の車両形式称号規程制定による。
すじてつジャストライン-110形(3号機関車)

この機関車、右側は切り開かれている。
すじてつジャストライン-切開されている右側
大宮工場で保存展示されるようになって、職員の研修や一般見学者の参考とするため、いわば献体か。

すじてつジャストライン-弁慶号のミニSL

階段を下りたところに0系の先頭車もある。
すじてつジャストライン-22-75とミニ新幹線
すじてつジャストライン-22-75の運転席


すじてつさんの生まれるずっと前から存在している公園だし、青梅の近くには縁戚の家もあるが、実に訪れるのは初めて。だいたい、少年時代に来ようと思ったところで、一人では駅からの坂道に怖じけづいたろう。今は体力的な点でやや辛いが。
家族連れが大半、それもクルマで来ている。鉄っちゃんは3(すじてつさん込み)。

青梅鉄道公園