本所は三ツ目通りに面した「三州家」を訪れるのが、本日の大きな目的の一つ。

もともと割烹で、レストランも併設されている。
裏メニューで、ダムカレーというのがある。
その存在は知っていたが、今回のメンバーで唯一、I先輩は食べたことがあり、話題に上ってからはぜひ一度行きましょうということになっていた。
ウォーキングとからめてようやくの実現。

ここにも紹介はあるが、メニューは画像のようになっている。
すじてつジャストライン-ダムカレーメニュー すじてつジャストライン-八ツ場は特製!?
工期限定の“八ツ場”については評価が分かれるところらしいだが、大型公共事業というものを虚心坦懐に考えよという意味も見出せようか。

技術力がよく分かると思われた、アーチ式でいく。コンクリート、いやご飯のことを考慮しても、大型の提体ではやや厳しい。
結局、アーチ式3基、重力式6基を発注する。(ここで、ノドの不調を押してS嬢が合流していた)

で、そのアーチ式と、重力式。
すじてつジャストライン-アーチ式ダムカレー すじてつジャストライン-重力式ダムカレー
福神漬は洪水吐を表している。

すじてつジャストライン-アーチ式の提体

じっくり見て撮ってから、提体に取り付く。
食べ物で遊んじゃいけませんよ、と言われるところだが、こちらが崩しにかかる前に、そもそも作られている時点ですでに遊びが入っている。(言い訳)
すじてつジャストライン-アーチを切開

かなりしっかりした内部構造で、大きく切り開いたらようやく越流。
すじてつジャストライン-越流

辛さがじわじわ来て、カレーとしても美味い。
アーチの提体も案外ボリュームがあった。

食後、ダムカレー施工者で「ダムマニア」サイト管理人の宮島さんが登場。
フロアの女性が、下町っぽい気さくなおばちゃんで、「せっかく来たんだからね」と厨房に声をかけてくれていた。
ダムイベントや産業観光の展開についてしばし語り合う。
「“サーチャージ”は、航空燃料じゃなくて、ダムでしょ」
のひと言が印象に残った。
多忙のところへ大量着工でしたが、ありがとうございました。

裏手に回ると割烹の入口がある。
すじてつジャストライン-割烹 三州家
懐石コースにカレーは酔狂かな。


ダム便覧:東京で食べられる「ダムカレー」