
新富町に来たのは、Mさんのお誘いで、「クーリ」のランチを食べるため。
直接到着したので座って待っていると、Mさん、W子さん、Iさんが登場。
折笠龍馬シェフはヴィラデストで修業して、この店は4月にオープンさせたばかりだそうだ。
おまかせランチコースでお願いするが、蒸し暑さを感じながらやってきたので、まずはビイル。
琥珀ヱビスのグラスで生き返る。
W子さんのお祝いに、ほか3名からプレゼントを渡す。すじてつさんからは先ほどのブックレット。

ムラサキインゲンのみどりみどりした感じが、大地の香りという感じでいい。

パンは…なにとなにだったかな。もっちりしている。
15種野菜と〆アジのサラダには、液体窒素で固めたソースをかけてくれる。見た目も涼しげでよろしい。


ライスも前菜としてのそれだが、こうなっていると早ずしの趣き。箸が欲しいな。
鮮魚の入ったしんじょは春巻っぽく、屹立する土台は「インカのめざめ」。

イカワタソースはいいアクセント。春巻は崩れたのでこれもやはり箸が…

ココットの中身は、キノコのリゾット。量もほどよくしつこすぎなくて感心、感心。

さらに肉料理もあるが、決してきつくない。

野菜が豊富な印象だからか、最後までペースを保ったまま無理なく走れるようなコースだった。
デザートにも液体窒素登場!
赤くて丸いのはスイカ。

お客さんが次々と入ってくる。20席きりなので予約が必要なようだ。

白が2本空いたし、コーヒーも飲んだ。充分に満足して、店を後にする。
最後に「やさいしぼり」のサンプルを頂いた。
クーリ(Coulis)とは、果物や野菜を裏ごしして煮詰めて手を加え、ソース(液体)に近い状態にしたものだそうな(ピューレよりも濃縮だとか)。