職場の30代に突入したばかりの

スタッフ(♀)の話


マッチングアプリで2ヶ月半くらい前に

ある男性と知り合って

3回会ったが恋人のように進展しない


最近彼から連絡が減ってきて

連絡して自分への気持ちはどうなのか

思い切って聞いてみたら

「君とは友達でいたい 

 なぜならケミストリーを感じない」

と返事が来たという


そのスタッフは失恋したと

落ち込んでる

私は彼女に

「友達でいようって言ってるから

この先チャンスありじゃないの!」

と言ったが彼女はうなづかない

彼女曰く

「普通アプリで会ったら3ヶ月で

恋人にならないのは長すぎる」


その「普通」って「普通」なのか?

出会って2ヶ月半で3回しか会ってなくて

そういうので恋とか愛とか

好きになるものなのか?

それは「彼氏のいる状態のワタシ」に

そのアプリの相手を投影した

恋に恋する状態だったのでは?

などと思ってしまう私である


人生の早い時期から

スマホタブレットに親しんでいる世代は

人との出会いや繋がりもタップひとつで

決定するのに違和感がないのだろう


オンラインの出会いは

物理的距離と時間を超えるし

実際に当人同士が会ってから

めでたくカップルとなり

生涯を誓うまでに至った

という話も珍しくない


その一方で

オンライン上で出会った相手が

実は

加工盛り盛りの写真や

フェイクの詐欺だった

送金して被害を受けた

といったケース増加傾向

のニュースも聞く

という事は

線上妄想恋愛族が

増加する環境も

進化拡大しているということだろう


生身の人間である以上

本当の始まりは

実際に会ってから

生身の相手と一緒につくるもの

と思わずにいられない

私は地球上では

旧型になってしまったのだろうか

などと思う今日この頃だ