家では

私も連れも

仕事の話題はほとんどしない。


たまに

「仕事で○○なことがあって

今日はびっくりした」系の

話題になることはある。


昨日

連れがそのびっくりした系の

話をしてくれた。


連れの職場に

2人の患者さんがいる。

2人とも

昨年春先

同時期に体調が思わしくないと

診察にやってきた。

年齢も同じくらいで

検査後

疾患のある部位も

進行の状況も同じくらい。

異なるのは

2人の病状に対する態度が

全く対照的なこと。


ひとりは

食事や投薬のアドバイスを

守りながらも

「それなら生きている間

好きにさせてもらいますわ」と

海外旅行に行ったり

洋服の趣味が派手になったり

活動的になり

現在は昨春より

病状がはるかに改善しているという。


もうひとりは

全く逆で

趣味のサークルもやめてしまったなど

気持ちの落ち込みが顕著にわかり

現在は病状が思わしくない。


「病は気から」というのは

こういうことを指すのだろうな

と思った。