私のイチオシ美術館、ジャックマール・アンドレ美術展でもっか開催中の《 Georges de la Tour  Entre Ombre et Lumière 》展。

1593年生まれのラ・トゥールは17世紀前半・バロック美術の全盛期に活動した画家です。

今回のサブタイトルは『陰と光の間』


好評につき2月22日まで延長されたようです。


この美術館の常設展は良いのですが、特別展の会場はやたらと狭いので距離をあけて絵を眺める事が不可能。

でもちょっと興味があったので前もってチケットを買っておきました。

そうしたらなんと‼️

私が美術館に向かうちょうどその頃に雪❄️が降り始めるとの天気予報😱ガーン😨!


寒さにめっぽう弱い私ゆえ一瞬どうしようかと迷いましたが超円安のなか海外で生活している者にとってチケットを無駄にするなどと言う贅沢が許されるはずもなく・・・

エイヤの覚悟で出かけました。

こんなお天気でも美術館の中はぎゅうぎゅう詰めの人出です。


ラ・トゥールは同じテーマ、同じ構図の作品が複数個存在することで有名ですが、この『改悛の聖ヒエロニムス』も赤パンと白パンの2バージョンが並んで飾られていました。

赤パンのほうは、グルノーブル美術館所蔵

157 × 100 cm 


白パンのほうは、ストックホルム国立美術館所蔵

152 × 109 cm 


さて、私はと言えばこの絵の妙な所に注目してしまいました😳

この聖人さんの足はけっこう重度の外反母趾だなあ〜痛そう!😣

実は私自身も右足の外反母趾が最近急激に悪化、3月末にパリで手術することになったのでついついこういう所に目がいってしまうのでした。苦笑😅







この絵画展に興味がある方はネットで詳しくご覧くださいね。




足早にサーッと見て出てきましたが既にけっこう積もり始めていました。




話題の映画『国宝』がいよいよパリでも12月24日から映画館での上映が始まりました。


早速12月27日観に行きました。


実は観るにあたっては少し案じていることもありました。


若い頃、大の歌舞伎ファンだった私。

毎月のように行ってたな〜😊

まだ六代目中村歌右衛門さんが舞台に立っていらした頃ですから、どのくらい昔のことかお分かり頂けると思います。

家族で行くことが多かったのですが、母方の祖母や大叔母のお供をするという役目で連れて行かれたのも懐かしい思い出です。


当時は【孝玉コンビ】が圧倒的な美しさで私の目を釘付けでした。それと勘九郎(若くして亡くなった十八代目中村勘三郎)さんの舞台上で見せる何とも言えない色気や、九代目中村福助さんの玉三郎さんとはまた違った魅力の女形も・・・大好きでした。


その頃の私にとってはオペラの舞台よりよほど魅力がありました。オペラは主に勉強という目的をもって観に行くのに対して歌舞伎はあくまでも単に楽しむためだけに行くのですから。

そういうわけで、歌舞伎座、新橋演舞場、国立劇場は最もお気に入りで最も足を運んだ劇場でした。


しかし21世紀になってからの私は殆ど日本にいる時間はなく、しかも新しい歌舞伎座のお披露目の少し前(2012年の末)からパリに居を移してしまったので新しい歌舞伎座に至っては未だ訪れることも叶っていません。


さて話を映画に戻しましょう。



あの素晴らしい役者がいっぱい揃っていた黄金時代とも言える歌舞伎の舞台をたくさん観ている私に、歌舞伎役者さんではない俳優さんの演じる歌舞伎ってどうなんだろう・・・と。


しかし食わず嫌いはよくないし、見もしないでダメと決め付けるのはもっての外。

という訳で行って来たのです。


因みにフランス語のタイトルは『Le Maître de KABUKI 』です。


結論から言いますと観て良かった❣️


かつて歌舞伎をたくさん観たと言うだけで、私自身は日本舞踊が踊れる訳でもないので、美形の俳優さんの踊りにうっとり🤩出来ました。

歌がテーマになるような映画ではこうは行かないのですがね(笑)ツッコミ所満載になってしまって😉

また映画の中で人々が着ている洋服や街の景色も私には懐かしかった😉


パリでも話題となっているので館内はほぼ満席でした。途中で席を立つ人もいなかったし.....👍


パリの友人達にも是非観に行って、と勧めています。


長い映画は苦手の私にもあっという間の3時間でした。


ここからは未だ映画をご覧になっていない方にはネタバレっぽくなるのでご注意下さいね!


ただ2箇所なんとなく気になっているのは・・・


喜久雄の才能を目の当たりにして打ちのめされ途中で席を立って出て行こうとする俊介に気づいて直ぐに後を追う春江がハンドバッグも持たず手ぶらだったこと、しかもその手ぶらのまま俊介と二人で劇場から去ってしまうこと。

手ぶらで歩ける女性なんて王族くらいのものかなと思っている私には「?」でした😳


それと六代目歌右衛門さんを彷彿とさせる人間国宝の万菊さんが、亡くなる直前にまるで木賃宿のような所に居たこと。

歌舞伎役者さんが莫大な借金を作ったりするのはよくある話ですが、それにしても人間国宝がこんな所で?と何となく腑に落ちませんでした。


今年もあと2日を残すのみ、この2日間は予定があり映画館には行かれないので今年の映画はこれで〆る感じです。

良い映画、しかも祖国の映画で締めくくる事が出来て良かった🤗


では皆さまもお元気良い新年をお迎えくださいませ💞










11月16日のよみうり大手町ホールでのコンサートから早くも1ヶ月が過ぎました。


毎回のことながら自身の演奏の反省点にばかり目が向いて落ち込む日々でした。


しかしまあこれはある意味毎度のことですし、100%自分のせいですから仕方ないとして・・・


今回非常に残念かつショックだった事があります。


それは.......ずいぶん沢山のお客様にプログラムが行き渡らなかったという事件です。


これはコロナ禍以降、日本ではプログラムの手渡しは禁止🈲されているということを知らなかった浦島太郎の私が負うべき責任かも知れないとショックを受けています。

フランスではコロナ禍でもコンサート解禁になってからはプログラムは手渡されていたので・・・


会場入り口に置かれているプログラムに気づかず、コンサートを最後までお聞きくださった方には大変申し訳ない気持ちです。


今回とびきりマニアックな選曲だったとは思いませんが、それでもお手元に紙版のプログラムがなくてあれらの曲をお聞きになったのでは「・・・?」だった方も結構いらっしゃると思います。


ホールからの要請で手渡し禁止に従ったのですからチケットの半券をもぎる際にひと言お声がけがあったらな〜などと思いますが、今どきは言われた事以外には余計なことはやらない、という風潮ですからそんなことは望むほうが悪いのでしょう。


残念なのは私が前もってそのことを聞かされていたら舞台上のトークで『皆さまお手元にプログラムをお持ちですか〜?』と言う事ができたのに・・・そうすれば少なくとも2部のほうは皆さま紙版プログラムを参考にしながらお聞きいただけたのに........


後悔しても始まりませんが、プログラムの原稿、特に歌詞の訳詞に関しては結構な時間をかけたので悔やんでも悔やみきれない思いです。


そこで今更ながらではありますが、一応こういうサイトをオンザフィールドが作ってくれたので今からでも見てみようと言う方がいらっしゃいましたらご覧くださいませ。




尚、プログラムに挟み込んだはずの2026年2月12日のランチコンサートのフライヤーも同時にご覧いただけます。


特にGoogleドライブを入手する必要はありませんし閲覧のためのパスワードもありませんのでリラックスしてご覧いただければ幸いです。