昔は物欲が強かったのに、今は所有することに興味が無くなりつつある。
これは割と健全的なもので経済的、精神的にも気持ちが楽になるし、なによりも身軽になれる。
てか、今の時代シェアする時代なのに何かを所有するのに魅力を感じてる人は価値観が古いね。
断言する。



自分の興味がモノからコトにシフトチェンジしていったのは、海外での極貧生活が基本的な原因となっているのは疑いの余地はない。




マルタ島では帰国間際の留学生から、提携先のレストランの飯をタダで食べれる食券をもらってたりして生活していた。




イギリスではホームステイ先のおばあちゃんが作ってくれる、劇的に美味しくないベーグルを昼飯に食べて、家に置いてある硬くて食べるのに苦労するオレンジと、前衛的な甘さのチョコレートを食べて飢えをしのいでいた。



ニューヨークでは毎日パスタを茹でて(パスタがやすきから)、豊富な種類のパスタソースで味に飽きがこないように工夫した。



それらの経験から、モノに対する執着心は無くなり体験を味わうコトへの興味へと移ったわけだ。




帰国してからはしばらく廃人のような精神状態であったが、"自分の根本的関心は旅にある"と神からの啓示をいただいてから、旅ジャンキーへとギミックチェンジを果たした。



まあ、前置きは長くなったが広島に行ってきたよって事。


要するに。


水曜日の夜に仕事を終えて家に帰りシャワーを浴びて、夜行バスに揺られて朝の8時前に広島駅に到着した。




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今回の宿はエアビーで予約した。
完全無欠の民泊である。
今まではホステルでの宿泊がメインで1泊700円というジャンクな安さの宿で寝泊まりしていたが、まだ一度も利用したことがない民泊を体験してみた。


上の写真でも分かるように、普通のマンションのエントランスだ。



事前に教えてもらった暗証番号で中に入る。






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エレベーターで上の階に行き指定された部屋の前にはこんな鍵がかかっている。
これも支払いが終わるとメールで暗証番号を教えてもらえる。




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中の様子。
普通に住めます。


荷物を置き観光へと向かった。




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広島へは小学校の修学旅行以来の再訪。
大阪は中国、韓国といった東アジア勢が多いが広島はヨーロピアンとアメリカンが圧倒的に多い。






1日でこんなにも千羽鶴を見る日はもうないかも。
移動と歩き疲れでお腹が空いたので広島焼きを食べ、麦焼酎のお湯割り(無限に飲める)でほろ酔い気分になった。
昼から飲む酒は別格の美味しさだ。

ただ、その後に原爆資料館を3つほど周って、完全に酔いが覚めた。
どんなにお酒が入っていようと、真っ黒焦げの弁当箱をみると完全にアルコールが抜ける。

そして、ベンツ3台所有してそうな社長ぐらいクールな態度になる。


中には小学校の敷地内にある資料館もあったので、修学旅行の下見に来ていた先生に混じって見学した。


俺は教師か。





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このお好み村に入ってる店で飯を食った。



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そのお好み村の横にある、お好み共和国。

なぜ、隣に作った??



「隣国どおしは必ず揉める。そして、日本には厄介な隣人(朝鮮のこと)がいる。」

と福沢諭吉が書いた"学問のススメ"にそんな一節があった。100年も前に書かれた書物に書いているのだから、真理はそうなのだろう。






なので、こいらは揉めている。
知らんけど。