今回でニューヨーク編のブログは最後になる。
先週は行けなかったので(ニューヨーク 70のブログ参照)最後の休みの日に足を運べたわけだ。
美術館については特に書くことはないので、感想は省く。
ルーブル美術館に匹敵する広さなので全部を見ることはできなかった。
翌日、早朝に家を出た。
ニューヨーク最後の朝。
もう少し名残惜しくなるかと思ったが、後ろを振り返ることなく駅まで歩いた。
帰りの便はニューヨーク(ラガーディア空港)→カナダ(ピアソン空港)→東京(羽田空港)→大阪(伊丹空港)というヘビーな行程。
だって、安かったもん。
720ドル。
グランドセントラルターミナル。
ほぼ毎日利用した駅。
地下にあるトイレに行きたかったので階段まで向かったが閉まっていた。
早朝なので開いていなかったのだ。
我慢できなかったので柵を乗り越えて、関係者づらしながらトイレに入った。
バスに乗る。
重い荷物を出し入れしてくれた中南米系のおっちゃんに3ドルのチップを渡す。
空港には早く着きすぎたが早めにチェックインを済ますことに。
エアカナダの職員に
「よかったら1便早めに乗る?」
というありがたい提案をしてもらい、快く承諾した。
「8:45の便に変更しておくね~」
と言われ、電光掲示板を覗いたらその便はモントリオール行きだった。
ボクが行きたいのはトロントだ。
トロントの便は8:35発。
「そうよ、8:35の便だった!言い間違えた!」
とおばさんの可愛くない笑顔と謝罪の言葉で少し不安になった。
変な段取りになるなら、そのままでもいいのに。
その不安は的中し搭乗口前で、ボクの名前がマイクでアナウンスされる。
少しだけ焦る。
だって初めてだもん空港内でアナウンスされるの。
活字にすると説明しづらいので、ここでは説明しない。
ボクはアメリカを出国しトロントでの乗り継ぎ(エアカナダ利用のため)のためにカナダのピアソン空港へと降り立った。
空港内でサンドウィッチをアメリカドルで買うと、お釣りがカナダドルで返ってきた。
どういうことだ!?
搭乗手続きのアナウンスが聞こえ、機内に乗り込む。
長時間のフライトは慣れているので、機内での“娯楽時間の采配“は完璧に近くこなせる。
エアカナダの映画のラインナップのセンスの無さに愕然とし、見たくもなかった"ファンタスティックフォー"を見た。
「いつになったらこの映画は面白くなるのだ?」
と待っていたら、終わった。
仕方ないので日本から持ってきていた"ダークナイト"を鑑賞。
ボクはこの映画を何回見ても満足できる。
13時間のフライトを終え、羽田空港につく。
そして、悪夢の税関審査。
前回のイングランド編にも書いたが、海外長期滞在の人は念入りにスーツケースを調べられる。
今回も念入りに調べられた。
一般の観光客は2~3分で終わるのに、ボクと隣にいたトルコ人は20分近くも調べられた、スーツケースの端から端まで。
「これは何ですか?」
という質問を何度もされたが、早く終わって欲しいので的確に素早く答えた。
お土産で買ってきたコンドームも開けられ、少し恥ずかしくなった。
「早くしてくれー。乗り継ぎ時間が間に合わないぞー。」
伊丹行きの飛行機が5時出発なので、早く終わらせてもらわなければ困る。
そう思いボクが腕時計を見たとき、時計の針はすでに5時を知らせていた。
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