スーパーで黒人のレジスターに
「どこから来たんだ?中国か?韓国か?」
「ボクは日本人だよ。」
「おおっ!日本人はgood peopleだよ!」
と言われお礼を言ったら、なぜか相手の拳と自分の拳を合わせて“ヘイ、ヤーマン!”みたいなコミュニケーションをとり不思議な感じがした。
何コレ?
なにかとニューヨークの人達は本当に気さくなんだ。
買い物に行くとそういったコミュニケーションをとることが多い。
ボクがカードで支払いをすると
「from Japan?」
と聞かれて、少しの世間話をするのも少なくはない。正直相手が何を言ってるのかは正確には理解できないが、それなりにこっちの伝えたいことを伝える。
黙っていては何も始まらない。
本場のBBQの真髄をホームセンターで見た。
「こんなAmericanなBBQセットを誰が買うねん!」
と思ったがここはAmericanだ。
日本円にしても2万円少々で買えるのが良いところだね。
洗剤の大きさや1ガロンの紅茶(1ガロンって何リットル?)を見たときは、これはさすがにヨーロッパにはなかったぞ!という考えに至った。
マルタ共和国のスーパーは日本よりも少しサイズが大きいぐらいで気にはならなかった。
英国も日本的な感覚で買い物ができた。
だが、Americanは違った。
「そりゃあ、太るわ!」
と小4でも理解できる単純明快な計算式で導くことができる答えだ。
1番分かりやすいのはマクドナルドで注文したSサイズのアイスコーヒーだ。
ボクはアイスコーヒーに量的な満足感は全く期待してない。
ニューヨークに渡米する前は、毎朝マクドナルドで読書しつつアイスコーヒーのSサイズを飲んで過ごしていた。
その時の感覚を持ってきたものだから、ボクは戸惑いながらもAmerican式を身体で理解しようと努めた。
やはり量的な満足感よりも単純に“品質”的な満足感を満たしてくれよ!!