銭湯盛り上げ隊 第47番 清水湯@沼袋
湯喝度:よろし
洗い場瞑想度:よろし
番台:フルフル
男女湯絆度:よろし
昭和度:よろし
モザイク絵:鶴
BGM:TV
備考:おばちゃんよろし、ご神木煙突
総合瞑想度:よろし
スーツ面2号ガイド:★★★
本日は雨。
雨の日の銭湯もいい。
雑踏の中から傘を閉じ、のれんをくぐると、そこは別世界。
愛情時間が淡々と流れている。
そして番台おばちゃんが、まだ見ぬあなたを待っているのだ。
昭和愛情体感アトラクション。
日々あなただけのストーリーが創られる。
清水湯。沼袋駅から徒歩5分。
駅前には姉妹店の一の湯もある。
商店街を一本入ると雰囲気が変わる。
寺風の造りには裏の森の妖精が宿っているよう。
入り口前にはゲーム機が数台。
小学生向けに用意されており現役だ。
のれんをくぐれば、自分のエゴがまたひとつはがれる。
ガラガラガラ。
まずい、一瞬で癒された。
なんともやさしい表情の番台おかあさんに愛情で包まれる。
御年80才だが、とてもお若い。
銭湯は体によいと証明している。
こちらで始めたのは昭和5年。
創業は別の場所で大正までさかのぼるそうだ。
当時まわりは何もなかった。
この立派な煙突が軍事工場のものと思われたらしく、昭和20年に焼夷弾を受けてしまう。
しかし煙突だけは奇跡的に残った。
近所を通りかかったら是非拝んでおいたほうがよい。
戦争中も運命に身を任せ、逃げることなく立ち続けた煙突。
ご神木だ。
終戦直後はバラックで営業、旗を立てて今日は男の日、女の日とやっていたという。
その後現在の建物になった。
昔はロッカーなどなく、籐のカゴだったわけだが、戦後すぐのころは結構盗みもあったという。
金品や時計など。
その他多かったのはズボンだそうだ。
いいズボンを見ると持って帰る人がいたそう。
盗られた人はパンツで帰すわけにもいかないので、よくズボンを貸してあげたという。
戦後のストーリーが込められた銭湯。
そして焼夷弾を受けながらも残った煙突。
歴史的文化財である。
手洗いで清めてから風呂場へ。
きれいだ。
脱衣所を含め、全体が緑で統一されているのも落ち着く。
そして鶴の羽ばたきが目を奪う。
なんとも荘厳な雰囲気。
瞑想準備完了。
早速湯船へ。
4月半ばだが、今日はとても冷える。
そんな体に湯がしみ込んでゆく。
薪&地下水のゴールデンコンビ。
言うことなしである。
見上げれば鶴。
なんと縁起の良い。
大きく美しく羽ばたいている。
日本の国鳥かと思ったら、キジが国鳥なんですね。
じっと湯を感じる。
うーむ、しみ込む。
地球の鉱物の愛情が入った湯。
ふと見ると、カエルも瞑想中。
背中には子ガエルものっかっている。
カエルと見つめあう。
そうだよな、君と僕も同じ地球に住んでいる。
人間も動物だよな。
もっと仲良くしよう。
うーむ安らぎの一時。
鶴とともにまだ見ぬ世界へ羽ばたく。
湯あがりにオロナミンCをやろうとしたら、お代はいいのよ、とおかあさん。
これぞ愛情一本である。
薪&井戸水効果が出てきた。
体内から玉のような汗が心地よく湧き出してくる。
近所に役所が建った時に、その工事の影響から井戸水が出なくなった。
これは困ったということで、別の穴を掘ったところ、前よりすばらしい井戸水が出たという。
人生万事塞翁が馬である。
今では消防署も訓練に使いにくるという。
さて愛情オロナミンCを片手に、神棚付きの坪庭へ。
鏡もしっかり設置されている。
自分を鏡に映し、自分がどんな状態か確認。
うむ、夜だしよく見えなかった。
おっと、おかあさんに銭湯マップもいただいてしまった。
これはスーツ面2号はすでに購入済みなので、銭湯盛り上げのために誰かに進呈しよう。
銭湯マップを購入したのが江古田湯
なのだが、そちらとは縁が深いという。
また浜の湯
の話になると、そちらのナイスおかみさんが子供のころよく遊んであげたという。
銭湯愛情ネットワーク。
愛情は東京中に張り巡らされている。
愛は目に見えないものだ。
目に見えないものこそパワーがある。
そんな愛情を感じる場所が銭湯なのだ。
■清水湯 しみずゆ
東京都中野区沼袋2-40-7
03-3386-5891
営業時間 16:00~24:00
(水曜は25時まで営業)
定休日 木曜










































