第60番 新栄湯@池袋 「ウミガメ瞑想タイム」 | 新感覚研究所 by スーツ面2号

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「おもしろい!」「あ~きもちいいな~」「​感動した!」「びっくりした!」「やられた​!」「え!?」「笑える~」などなど その気持ちは人を通して広がる。新感覚でナイスな刺激を発信してきます。

銭湯盛り上げ隊 第60番 新栄湯@池袋


湯喝度:よし
洗い場瞑想度:よろし
番台:フルフル
男女湯絆度:よろし
昭和度:よろし
ペンキ絵:瀞峡 by 早川氏
BGM:プロペラ
備考:手洗い外、ウミガメ
総合瞑想度:よろし
スーツ面2号ガイド:★★★


今日は池袋の新栄湯へ来た。
池袋駅西口から徒歩5分。
繁華街の大通りから脇道へ。


到着。
大通りから50mほど入っただけだが、突然神聖な空気が漂う。


新感覚研究所 by スーツ面2号-新栄湯1


入り口前には岩。
神社の鏡のよう。
自分を映して対話してみる。
枯山水という趣。
禅寺へ来た気持ちになる。


下足場へ足を踏み入れる。
雨上がりの銭湯。
傘入れがないぞ、ん?


新感覚研究所 by スーツ面2号-新栄湯2

おっと、このスタイルは初である。
なんと機能的な下足箱。


さっそく中へ。カラカラカラ。


うーむ。唸るのみ。
禅寺である。
体の緊張が一気に解け、ココロ洗われる。


番台のおとうさんがこれまたシブい。
粋な着物姿である。
髪の毛もビシッときめている。
多くは語らない。
マジにかっこよすぎる。
スーツ面2号も普段着は着物の似合う男になりたい。


脱衣所の昭和愛情度はバリバリ。
天井、木のぬくもり、昭和広告。
愛情がビンビン伝わってくる。


そして目に飛び込んでくるのがウミガメ。


新感覚研究所 by スーツ面2号-新栄湯3

なんてこった。
こんな感動的な空間が今までにあったか。
世界に誇れる芸術空間だ。


普通は時計がかかっている場所にウミガメ。
時間に支配されている現代の生活。
そんなもの忘れて、時間はココロで感じよ、そんなメッセージかもしれない。


瞑想準備完了。
素っ裸で外の手洗いへ行き身を清め、風呂場へ。


新感覚研究所 by スーツ面2号-新栄湯6


うむ、この空気。
一気に身が引き締まる。
瞑想道場だ。


皆思い思いの瞑想中。

体を清め、早速湯船へ。


ザブン。


うーむ、極楽。
熱すぎず、ちょうどよい喝。
ジッと瞑想する。


見上げれば瀞峡。
早川氏の作である。


新感覚研究所 by スーツ面2号-新栄湯9


瀞峡は「どろきょう」と読み、和歌山・三重・奈良へまたがる峡谷である。
あのあたり、行ってみたいなあ。
高野山、瀞峡、熊野古道、伊勢神宮なんてコースがいいかもしれない。
かなりの極楽コースだ。
絶対行こう。


一旦洗い場で休憩。

煩悩を洗い流す。


横で瞑想中の若めの方とトーク。
よく来るんですか?
いやあ、はじめてです。
実は、妻とケンカして追い出されましてね…
今日は外泊、その前にどうせ入るならでかい風呂と思いましてね。


いいじゃないすか。
おかげでこんなすばらしい瞑想癒し道場とめぐり会えたわけだ。


新感覚研究所 by スーツ面2号-新栄湯7


ま、悪いのは俺なんすけどね。

いやいや、そんなことないですよ。
全員悪いし、全員悪くない。
そりゃ運命です。
まあ元気だして行きましょうよ。
スーツ面2号に会えばもう大丈夫だ。
安心してくれ。


皆、想い想いの銭湯瞑想タイムを過ごしている。

ウミガメ時間でゆっくりしていこう。


新感覚研究所 by スーツ面2号-新栄湯8


嫌な想いをしたら、その足で銭湯へ行けばいい。
銭湯はすべて包み込んでくれる。


嫌な思い、さびしい思い、怒り。
そんな時は、黙ってゆっくり体を洗ってみる。


怒りをもう一度思い出す。
さびしさを思い出す。


それを湯でザバーっと洗い流す。
そしてじっと鏡の中の自分を見てみる。


どんな顔をしているか。
うむ、つまらないこと考えてたな。
もう一度湯を頭から浴びる。


ザバー。


気づくとすっきりしている。
そして熱い湯へ一気に体を沈める。

新感覚研究所 by スーツ面2号-新栄湯14


ザバーン。


うむ、熱い。
バチーンと喝を受ける。
喝で目が覚める。
これですっかり気分爽快。

たるんだ気持ちが引き締まる。


今日もいい瞑想湯でした。
ありがとうございました。


風呂上がりに脱衣所ベンチでくつろぐ。
ドッと汗がふきだす。
愛情風呂へ入った時の証だ。


フー。


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風呂場ではスリムでかっこいい感じのジョン・ベルーシ氏が瞑想中。
ウミガメ時間はゆったりと流れている。


カラカラカラ…。


番台では着物ご主人が虫眼鏡で新聞をジッと読んでいる。
静かで広い脱衣所。

木のぬくもりの中、ひんやりとしているが、あたたかい愛情空気に包まれている。


カラカラカラ…。


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天井からぶら下がるプロペラ扇風機の音だけが響く。
最高のミュージック。


東京銭湯の中でもかなりレベルの高い、激シブ瞑想銭湯である。


喝を入れたいとき、嫌な思いをした時、そしてもちろん楽しい時、風呂に入りたいとき。

足をのばして行くべし。

もし池袋へ観光へ来たのなら、絶対行くべし。


■新栄湯
東京都豊島区池袋2-21-1
03-3971-1883
営業時間 16:00~23:00
定休日 月曜
(26日は営業)