【シャツの形の歴史】ワイシャツの裾がまっすぐではない理由とは。 | FORTUNA オーダーメイドスーツ

【シャツの形の歴史】ワイシャツの裾がまっすぐではない理由とは。

おはようございます。飯野です。


週末も終わり、また新しい週のはじまりですね!

みなさんはしっかりとリフレッシュできましたか?


さてさて、今日はシャツのお話をひとつ。


みなさんはなんでシャツの裾があんなに変な形をしているか知っていますか。

実はこれには深い意味があるのです。

19世紀中頃までヨーロッパの男性には日本のふんどしにあたるような下着が有りませんでした。
そのため、シャツとズボンを裸の上から直接着用していました。

そんな理由からシャツの裾は男性の股間をくるむ役目があったのです。
そこで、シャツの裾を弓のようにそった形になっていました。
脇の部分が長くないのは、
ズボンへの収納がしやすいように真ん中だけ長くなったと考えられています。

また、後ろ側が前より長いシャツや、

後ろの裾の中央から長いタブがついていて、
前の裾に下から廻しボタンめするようなシャツも有りました。

シャツのずり上がりを抑えていたんですね。

このようにシャツの裾が変な形をしているのは、
その昔、シャツが下着としての役割を持っていたことから来ているのです。


衣服には一つ一つにその歴史がみてとれるものです。
今後も色々と紹介していきますので、ご期待ください!


では、よい一日を。



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