映画『バッシング』
これから、間違いなく流行るであろう、映画を紹介します、突然に。
今月11日から開催されているカンヌ映画祭。
そこに出品され、スタンディングオベーションを受けた日本の映画がある。
『バッシング』、監督小林政広。
この映画は、まだ記憶に新しいイラクにおける数名の日本人人質事件(ほら、当時自己責任論が飛び交った、あれ。)を題材にしている。
イラクへ行き、人質となり、バッシングを受ける日本人ボランティア女性が描かれている。
で、ぼくは思うが、
日本はどうやら、ほうっておいてくれない国らしい。
やれ、人質だっつって「かわいそう」で追いかけて、
助かって日本に帰ってきたら、「自己責任」とバッシングを浴びせる、という狂った状況。
もっと、でかい目でイラク戦争を見れば、どこのどいつが責任を取るべきかは一目瞭然のハズなのに。まぁ、でも最近人質になった斉藤昭彦って人は、あれは完全に自己責任だな。
要するに傭兵なわけだし…
……
…なんて、いろいろと考えされられる映画であること間違いなし!