監督!鈴木監督!

教え子を甘やかしちゃあいかんよ!そして、「泣き虫」にしちゃあいけませんぜ!

斎藤立君は、全然稽古してないじゃあないかね!

”自分の師匠の息子さんだ”と言う心の甘えが、貴殿の胸のどこかにあるんだ。だから厳しい稽古をさせられない。それが今回の教え子の惨めな姿に、なったんじゃあございもさんかね!拙者は、さよう推察しもすがね?

 

私しゃあね、何べんも言ううてますが、柔道は素人です。じゃから専門的に言はれると解いもさん。しかし、剣道は80年近く「夢」を見て来もした。しかも、竹刀をもったら、おちょこを持った時のあの笑顔が、鬼の顔になってのあの恩師の指導に着いて来もしたから”武道人を観る目”だけは、養ってきたつもりでですがね?

 

それが、どの武道で有れ、本当に、ぎりぎりの稽古を重ねて来たか、その日暮らしをして来たか、2秒で解りモス!

本物の稽古を重ねて来た武道人は、”まず立ち姿がよろしい!”攻め入る一呼吸が滲み出ている!”最後は、呼吸で噛みついている!”「謙虚に!謙虚に!」ですよ!

 

監督!なんぼ時代が変わっても、厳しい稽古は、教え子への「愛!」ですぞ!「愛情」です!

斎藤君をそんな気持ちで指導して来ましたかね?本当に?

貴殿が、”そんな気持ちで指導してきた!”と思うなら、貴殿は今すぐ、さらりと監督をおやめなさい!

このままでは、教え子たちが、また”涙”です!

 

そして、この際、「日本柔道連盟」は、「世界連盟」から脱退して、この辺で本来の「日本柔道」を見直しては如何でございまあしょうかね。現在の指導者たちが、現在の「世界柔道連盟」にどっぷり浸かっていては何にも前進いたしもさん!

 

鈴木監督!その旗振り役は、貴殿でございもすよ!

胸の中にある、諸々の思いを捨てて”無”になって、がんばいやんせ!「日本国柔道界」のために!

 

貴殿なら、出来もす!

貴殿は、「抜群の行動力」を持っちょいやっでね!

「人生は、心一つのおきどころさ!」

期待してますよ!   

 

教え子達に、「笑顔」をあげておくんなさいよ!

 

      酔天牛 川口 仙次郎