この日の午後、K市立大学の4号館で「野研会議」が開かれる。
「野研」とは「九州フィールドワーク研究会」のこと。
でも、じゃあ「それは何だ?」と聞かれても、(h)にはまだよくわからなかったり・・・(苦笑)

どうも、スタードームを大学の中庭に建てたり、大學堂で店長をしていたり、
文学部の講座である人類学ゼミに、他学部生でありながら出席したり研究発表してたりする、
不思議な人達の集まりのようだけど(笑)

CDに焼いて持って行った、19日のスタジオ録音・生演奏バージョンの「のせろ大學丼」を、
ゼミ室のモニター・アンプから再生すると・・・
「いや、僕がイメージしていたのとは違うな・・・」
と頭を抱えるT教授(苦笑)
「だって先生のアイデア・スケッチを、できるだけ忠実に譜面に起こして演奏したんですよ」
とフルート担当の赤ちゃん氏。
その発言に呼応するように、(h)がT教授のアイデアを録音したトラックと生演奏トラックを交互に再生すると、
「ほら、ちゃんと再現できてるでしょ?」
と赤ちゃん氏。
それでも、納得のいかない様子のT教授。

しかし、その場に居合わせた他の「野研」メンバー(特に女性陣)からは生演奏バージョンについて、
「かわいい~」「昭和の感じだよね」「大學堂の雰囲気に合いそう」
といった肯定的な意見が多い。

(h)が、トメ'sボーカル・バージョンの「のせろ大學丼」を再生すると、
「初めに、このシンセサイザー演奏でトメが歌った「のせろ大學丼」を聴いた時、
 バンドメンバーの多くが『これでいいじゃん』って言ってて・・・
 トメに『もっと腹筋を鍛えて、太く大きな声を出しなさい』って言ってるのだけど」
と赤ちゃん氏。
「いや別にそこまでしなくても・・・このトメの声を、もう少し大きめにできない?
 できるよね?ボリューム調整とかで」
とT教授。
「できます」
と(h)が答えると、
「じゃあ、そうしたのをCDに焼いてくれる?」
とT教授。
・・・ふふふ。フェーダー操作だけじゃなく、サンプリング&リミックスで、
「houseバージョン」とか「tranceバージョン」とか作ったら、教授はどう反応するだろう?(苦笑)
さてさて、久しぶりにYAMAHA TX16WとSU700を起動してみるか・・・(笑)

「それから、男性ボーカルバージョンはどうしようか?
 (11/21に大學堂でライブ演奏をした)魔人幻一郎氏に頼もうかと思ったんだけど、
 連絡がつかないらしいし・・・
 (同じ日に出演した)ファイサル氏に頼もうか?彼ならマメシバが連絡先を知ってると思う。
 じゃ、そういうことでカラオケ音源をマメシバに渡しておいてくれないかな?
 カラオケ音源を渡せば、後はファイサル氏の方でCDに焼いてくれるだろう。彼だってプロなんだから」
とT教授。

(h)のボーカル・バージョンは「没」なのか?(苦笑)
ま、現段階では没かもしれないが再録やリミックスを経て再提示する機会は、まだあるのだし。
そこがトラックメーカーの強みでもあるわけで・・・(笑)