
軽音サークルの新入生歓迎会。
入学式から間もないながら、新入生男子が二人入部する。
その内の一人は、4年生部員であるサム氏の後輩。
ひととおり自己紹介も済んだところで、元部長のT氏が、
「新入生の前で、この際さ、彼氏や彼女がいる人はぶっちゃけようや。
その人を好きになって半年くらいして『実は彼氏や彼女がいました』なんて、
ダメージが大きすぎるやん」
という。
なるほどね、そんなものか・・・
先日の花見の時の、某男子部員の交際宣言も、そういう感覚の上にあるのかも。
そんな雰囲気の中で、某女子部員が天然ボケをさらけ出す。
(h)が冗談めかして
「○○君、こんな彼女で苦労ないの?」
と某男子部員に尋ねると、少々あわてた感じの某男子部員。
しばらくして(h)がトイレに立つと、
某男子部員が後からやってきて
「○○(某女子部員)は二人の交際を大っぴらにしたくないらしいので・・・」
という。
「じゃ、なんで交際宣言なんかしたのさ?」
と聞き返すと、
「いやあれは・・・」
とはっきりしない。
その後、今度は某女子部員がやってきて
「(h)さん、○○君と私が付き合ってる事をなんで知ってるんですか?」
と聞いてくる。
「先日の花見(この女子部員は不参加)の時、○○君が宣言してたんだよ」
と言うと、
「じゃ、その事を皆も知ってるんですか!元部長のTさんも!?」
と驚いている。
あらら・・・
いやいや、そんな事も(h)くらいの歳になれば、良い思い出になってるよ・・・
もしかしたら、思い出になる前に詞になるかもしれない・・・