
朝から福岡で試験。
建築士は「一級」「二級」「木造」と分類されます。
それぞれ手がける事のできる建造物の大きさや工法が異なっているのですが、
上位包括的な関係になっていて、
「一級建築士」であれば「二級」「木造」の範囲を、
「二級建築士」であれば「木造」の範囲を、
手がけることができる訳です。
今回は「木造建築士」の学科国家試験でした。
すでに「二級建築士」試験は終えたものの、
後学のためにもと受験準備してみたのですが・・・
難しかったです、予想以上に。
さすがに木造建築は伝統的な工法だけあって奥深いです。
力学的な解析が、継手や仕口として表現され、
部材の長所を引き出すように拾われた木組みは、
工業(特に産業革命後の)というより芸術的な存在感があります。