こう書くと中国を舞台とした歴史小説のようですが(苦笑)

大学本館の地下ホールで吹奏楽サークルが練習していました。
小編成の楽団では省略されがちなコントラバスがいたり、
B♭(かな?)バスチューバがいたり、
低音が充実していて迫力あるサウンドでした。

アタック音に特徴ある管楽器は、迫力や存在感はあるのだけど、
人間の肺活量には限界があるので、
弦楽器のような、長い持続音の中での抑揚表現は難しい様に思います。
((h)は管楽器経験がないので断定はできませんが・・・
 asa_satoさん、読んでたらコメントください)

それを考えると音楽の遠近感や広がりを表現する上で、
交響楽団のような編成に発展していったのは必然的なのでしょう。

そう言えば、midi規格に準拠したシンセサイザーが出始めたころ、
「アタック音は存在感のあるPCM系やFM系の音源で、
 サステインやリリース部分はアナログ系音源で作って
 midiで同期してミックスしたりしています。
 サウンドトラックの奥行きや定位といったものは、
 リバーブ系のエフェクターに頼るものではないのだよね・・・」
と坂本龍一さんが発言していたのを思い出しました。