しばらく前に環境省がすすめる「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」であるデコ活をご紹介しましたが今日はその第2弾です
3月22日、環境省がデコ活で示している衣食住・職・移動・買い物など生活全般にわたる「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしの10年ロードマップ」の主な36項目について、6500人を対象とした消費者アンケートの結果を公表しました
その主な内容は下記の通りです
この調査結果を見て最も興味深いことは
国民6500人がすでに導入・実践している項目のTOP3が
① プラスチックの分別、リサイクル、リユースの取組 76.1%
② プラスチック製品の需要を抑制する取組 67.1%
③ エコドライブ(家庭) 63.3%
と1位、2位をプラスチック関連の取組が占めていて、プラスチックの3R行動が国民に幅広く浸透し実践されていることがうかがえることです
少し考えてみると容器包装リサイクル法の人口カバー率が約8割と言われていますので、この1位の結果はある意味当然でもあり、2位についてもエコバックやマイボトルなどの取組を通じて多くの人がすでに実践しているからだと思います
参考までに、導入・実践が最も進んでいないWORST3は
① 住宅への太陽光発電の導入(賃貸住宅) 2.2%
② デコ活(脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動) 2.9%
③ デコ活アクション 3.2%
と2位、3位にデコ活そのものが入ってきました。まだまだ国民に浸透していない
デコ活ですが、この資料そのものの信ぴょう性は高いなと確信した次第です
吹田市に住んでいると忘れそうになりますが、すでに日本国民の8割は容器包装プラスチックの分別やリサイクルに貢献しており、まだまだ少数ですが製品プラスチックの分別・リサイクルをスタートした方や市区町村もすでに存在します。こうなると、意識はあっても吹田市のように、住んでいる場所のせいでプラスチックの分別やリサイクルの取組ができないことは何とも歯がゆいなあと感じる次第です