これって私からすると非常に不思議でしかありません。
一般的に「住宅購入は失敗したくない」という考えをお持ちの方が多いと思います。
それなのに、高額かつ購入判断が難しい部分も多い不動産において完成しているものを見学してもなかなか判断が難しいという場合も少なくないのに完成前のものについて購入(の判断を)するということはある意味、リスクもありますし、入居してはじめて「思っていたのと違う」ということが出てきても何らおかしくはないと言えます。
新築マンションはデベロッパー(事業主)が直売もしくはグループ会社等の販売会社による販売という形態をとっており、当然ながらモデルルームの営業スタッフは「そのマンションだけを売ることに専念」しなければなりません。
トヨタ自動車の販売会社がトヨタ以外の車を扱ったり、販売しないのと同じです。客観的に他社メーカーの車と比較しながら、セールスをすることはあると思いますが、最終的に自社の車を買って頂かなくては会社として利益を出すことが出来ず、営業マン、営業所の成績にもなりません。
その点、不動産会社を通じて住宅探しをするという方法は決して悪くないと思います。
なぜならば、自分たちの条件や状況を伝え、不動産会社(というよりは担当者)と一緒になって自分たちにとって良い物件を探していくということになるからです。
但し、この業界で仕事をさせて頂いている私ですが、普通は上記のようにお客様と営業マンが二人三脚で
一緒に探していくはずなのですが、業界的に歩合の給与体系であることも多いという背景もあり、「今すぐ購入(契約)してもらえるお客様」ということが優先されがちであることは否めません。
何も長期間に渡って探しましょうということではありませんが、営業マンの都合(成績等)によってお客さまにとって本当に良いマイホーム探しになり得ているかは微妙な部分があるというのも実際のところです。
もちろん、見学された一つ目の物件を購入されるという方も当然、いらっしゃいます。
それはそれで良いわけですが、営業マンにとって求められること(お客様からすればどういった営業マンが良いのか、悪いのか)って何だと思われますか?
その物件の現在の価値、確定は出来ないものの地域の流通性や相場から将来的な資産価値、当然、メリットしかない物件などは存在しないわけでデメリットやマイナス要因についてもあくまで営業マン個人の見解ではあっても経験等を基に伝えていくといったように、どれだけお客様の購入の判断にプラスもマイナスも含めて情報そのものを提供していけるのかがその営業マンの優劣、力量いわば資質であると考えています。
だから、冒頭のタイトルの通りあくまでも主役はお客様ですが、「信頼できる不動産会社と条件に近い物件を一緒に探す」ということは非常に大事なことで、一緒に探していくことができる営業マンをまずは見つけるというのが第一ステップと言えます。
昨日今日入った営業マンでも「物件の紹介」そのものは出来ます。物件の紹介も大事ですが、「物件紹介」が「仕事」だと考えていればそれ以上の付加価値はその営業マンにはありません。
だから、営業という職種は誰でも就けることが出来やすいものの「営業が出来る人」というのは極めて少なく難しい職種なのだと思っています。
今日はそんなところ(なんのこと?!って感じかもしれませんが)です。以上!
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