大好きな石を身につけたい!
天然石アクセサリー
アトリエ-水晶散歩-*です。
少し前、岐阜県赤坂の金生山へ行ってきました。
母がときどき、「どっか行こ、どっか行こ。」というので、
月に一回ぐらいは近くに連れて行ってあげたいな~
どこがいいかな~と思っているところに、
ちょうど満天菊さんの記事を拝見しました。
金生山の頂上に、「明星輪寺」という石巡りができるお寺があるらしいじゃないですか。
ここにしよう。はい、出発🚙
ナビ子さまに設定して走っていると、
何だか、前にも何度か通った道です。
この道は・・・そう、父方のお墓参りに行くときの道です。
そういえば、お墓参りの時、
少し向こうに剥げて崩れた山が見えていて、
それが金生山でした。
小学生の頃、父に水晶を探しに連れて行ってもらったことがあって、
いつか機会があれば行ってみたいと思っていた山でした。
ナビ子さまのお告げ通り走っていて、もう近くに来た頃、
なんだか、細~い道をあっちこっち、
すぐ脇は石灰工場で巨大なプラントがあって、ここ、敷地内・・・じゃないよね?
ふと前方に「金生山化石館」の案内看板が。
先にこっちに行きましょう。
やっぱり細い道辿って到着。
金生山は太古(2億6000万年前)南の海でできた珊瑚礁がプレートにのってやってきて、剥ぎ取られたもの。
山全体が石灰岩で、化石の宝庫だそうです。
父は晩年、特に生まれ育った赤坂の地を懐かしんでいました。
そんな父にプレゼントした赤坂の石があります。
それがこれ、シカマイア。
最大2メートルにもなる二枚貝の化石です。
結局今また、自分の手元にあるのですが、
多分金生山産でしょう。
化石館は本当に面白かったです。
地質の成り立ちや、化石の生態がわかりやすく、
目が釘付けになったのが、
それは見事な犬牙状方解石と、釘頭状方解石のクラスター。
写真はOKで撮ったのだけど、
SNSにUPするのはNGなのでご紹介できなくて残念です。
他に、金生山で産出された更紗石をはじめとする大理石工芸品の展示もあり、見応えがありました。
化石館を後にして、明星輪寺に向かいました。
やっぱり、道の細さに戸惑いながら、
ちゃんとたどり着いて良かった。
かなり登るので、大垣の町並みが見渡せます。
明星輪寺は688年建立で本尊が虚空蔵菩薩。
通称「こくぞうさん」
虚空蔵菩薩は明けの明星の化身、象徴とされているそうで、お寺の名前も納得です。
お参りをして、金生山の石でできたペーパーウエイトを購入しました。
「本更紗石」のペーパーウエイト。
赤色がキレイですね。
紅色の縞模様が顕著な本更紗石は、昭和天皇により「紅孔雀石」と名付けられたそう。
これも紅が鮮やかだから、きっと「紅孔雀石」。
そしてこれはフズリナの化石かな。
化石館の工芸品に、小形フズリナの石名が「銀星」とあったから、これもそう呼べるかも。
そして帰り道、門をでようとして足下の石段をみると、
石に粒々の模様が散らばってます。
ん?これは?フズリナの化石じゃない??
いや~さっすが、金生山ですね~。
もう一度機会をつくって、ゆっくり石巡りしてみたい。
昔、父に連れてきてもらったのはどのあたりだったんだろう。
あのときは、山が削れてるのを、宅地造成だと思っていたけど、
石灰岩採掘だったんだね。
父自身が小学校の遠足で金生山へ行ったとき、
ピカピカ光る石があったそう。
もう、その山は削られて無くなったとも言っていた。
その記憶だけを頼りに、水晶を取りに行きたいとせがむ私を
つれて行ってくれた父に感謝🙏
ぐるっと記憶が繋がった金生山の石でした。
さて、石に詳しい方ならお察しのことと思いますが、
金生山でひろったピカピカの石が何だったかは
過去記事にありますよん。
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