古書酔書愛堂 知識人と読まず嫌い読書嫌いのための古本屋

先日、入荷書籍の内容にあわせて、怖い話をリリースした所、アクセスが下がったものの、見てくれた人には概ね高評だったらしいので、お客様サービスで何本か怖い話を。


多分、本当に怖いので注意。



私の高校時代の友人にH君というのがいるのですが、Hというヤツは今時珍しい朗らか好青年でして、なんと嘘をつきません

親の教育かららしいのですが、とにかく嘘をつくなという教えらしく、ちょっと冗談で嘘をつこうとも、「そういうのは駄目」

と注意してくるような、明るいのですが、本当の真面目なのです。


で、ある日の放課後、

「実は誰にも話した事ないんだけどさ...」
と、唐突に自分の体験した、怖い話を話し始めたのです。


昔、こっくりさんって流行りましたよね?

最近映画になったような気もしますが、みなさんやられた事がございますでしょうか?


Hが小学生の頃、学校でこっくりさんが流行り、友達数人でやろうという事になったのだそうです。

放課後の教室でこっくりさんを始めたのですが、女の子がやっていたのを見て、Hは見よう見まねでやりはじめたわけです。

そこへ、クラスの女子がやってきていいました。


「こっくりさんをやってる時は、窓閉めなきゃ駄目!」


何か窓を閉めていないと、こっくりさんをやった人に、こっくりさんが付いて来てしまうのだそうな。


H「おぉ、わかった、みんな窓を閉めろ!」


一斉に教室の窓を閉める。


Hももちろん窓を閉めに行きました。


ガラガラ、ドンッ・・・


Hの閉めようとした窓だけが、何故か閉まらないのです。


間に何か支えたような、押さえられるような感触。


気持ち悪くなったHですが、違う子が閉めると普通に窓は閉まったので、そのままこっくりさんをやり、帰宅しました。



その夜。


Hのウチは、わりと田んぼの方で、まわりに何もない所なのですが、夜、庭先にぽっと明かりのようなものが見えたのだそうです。


不思議に思い、窓に近寄ると、反射で自分の顔が映りますよね?


その自分の顔の横に、一瞬知らない人の顔が見えたのだそうです。


その夜は怖くて眠れなかったといっていました。




どうやら私を見込んで、絶対笑わないという条件で、聞かせてくれたのですが、はっきりいっていい迷惑。

お前が経験したっていったら、マジじゃねーか!!!笑えるか、ボケェ!

無駄にこえぇ・・・・


こんなのでよかったら、明日も怖い話・・・

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