前回https://ameblo.jp/suisyo2008/entry-12452626209.htmlの続き

私を擁護してくれていた2人の転勤から半年が過ぎた頃でした

公休明けで出勤した私に残酷な事件が待っていました

初任給で購入した包丁が、無残にも割れていたのです。

「欠けていた」の間違いでは?

そう思われるかも知れません

間違いなく、割れていたのです

ソレはもはや包丁としての能力を失っていました

私の当時の職場では、公休者の包丁は専用のケースに納められ、当然ながら他人は使うことを許されません。

ですが、特別に鍵などを掛けている訳では有りませんので、その日出勤している調理師全員がマナーを無視すれば

使用することは可能です

謝罪は有りませんでした

もちろん弁償も有りません

ヘラヘラと笑いながら「落としちゃったんよ〜」と言うセンパイに

私の怒りが爆発するのに

それほど時間は掛かりませんでしたし

私自身に躊躇いは有りませんでした

限界でした

翌日料理長に、退職願を提出し

説得は一切無く受理されました

ところが・・・・・捨てる神あれば拾う神あり

だったのです




本日も最後までご覧頂き誠にありがとうございます

宜しければ次回もお願いします