2/24 ハコイリ♡ムスメの親子歌謡祭 | もうね。なにがなんやら

2/24 ハコイリ♡ムスメの親子歌謡祭

今回は2/24に行われた、ハコイリ♡ムスメの親子歌謡祭のレポートです。

○今回のイベントについて

今回行ってきましたイベントは、ハコイリ♡ムスメの親子歌謡祭となっております。タイトルを聞くと、どこかの市民ホールで開催されていそうな雰囲気ですが、実際はららぽーと豊洲で行われました。と聞くと、普通の販促イベントかと思いますが、それもまた違います。今回のイベントの主催は日本工学院さん。日本工学院さんには様々なことが学べる専門学校で、イベント企画もコースの一つ。今回の親子歌謡祭も、その実地演習といったところでしょうか。ということで、多くの学生さんたちが会場を取り仕切っていました。アイドル界のアイスランドともいうべき、随一の治安の良さを誇るハコムスを選ぶあたり、さすがですね。

○イベント前の様子

今回のイベントは親子歌謡祭ということで、メインのお客さんはファミリー。ということで、ららぽーと豊洲のステージに最も近いエリアである芝生席は親子専用のスペースに、一般のファンの観覧エリアは後方の階段席に割り当てられていました。後方階段エリアに詰め込まれても、やかることなく整理券を受け取り、指示通りに粛々と一般エリアに入っていくあたり、さすがハコムスファン。日本工学院さんの選択は間違っていなかったというわけですね。私はもちろん後方エリアに入ったのですが、会場に入ってびっくりしたのは、ファミリーエリア。芝生エリアにはシートが引かれ、ソファが並べられています。さらにはスリッパやひざ掛け毛布まで用意されていて、至れり尽くせり。こんなアイドル現場、見たことがないですね。一度で良いので、こういうゆったりとした環境で見たいものです。天気も快晴。週初めには雨も予想されていたにも関わらず、風も穏やかでとても暖かかったです。こういう素晴らしい企画も雨が降っては台無し。ハコムスは運の強いグループですね。こんな陽気に誘われて、ファミリーエリアはほぼ満杯、後方の一般エリアも多くの人が集まり、最高の環境でイベントはスタートします。

 

 

○イベントスタート

イベントは12:30からスタートします。まずは自己紹介から。ちなみに今回はフルメンバー9人でのパフォーマンス。ハコムスはこれまで何度か見ていますが、フルメンバーが揃ったというのは、いつ以来か。ひょっとすると初めてかも知れません。これだけでもプレミア感が漂います。ではまず、ざっとセットリストから。
 

2/24ハコイリ♡ムスメの親子歌謡祭

@アーバンドック ららぽーと豊洲 セットリスト

 

01.星降る夜の招待状
MC
02.はんぶん不思議
03.春一番
MC(くじ引きトークコーナー)
04.JUMP!
05.アンパンマンマーチ
MC
06.真っ赤な自転車

 

1曲目が「星降る夜の招待状」、まずはオリジナル曲から入ってきました。決して悪い曲ではないのですが、いきなり「星降る夜」ですか。これが18時スタートの回だったら納得ですが、うららかな春の日差しが差し込む、土曜のお昼ですからね。以前も真冬のイベントで、重厚な衣装を着て夏の曲を歌っていましたが、相変わらずこういうところ、とぼけてますね。3曲目の「春一番」は、キャンディーズのカバーです。これを年長メンバー4人が歌いました。春らしい雰囲気に包まれたイベントにぴったりな1曲でしたね。ただ集まった親子の親世代に向けての曲としては、ちょっと古すぎるような。反対に4曲目の「JUMP!」と5曲目の「アンパンマンマーチ」は年少の5人によるパフォーマンスでした。「JUMP!」はmiracle² from ミラクルちゅーんず!のカバー曲。こちらは女の子向け特撮テレビドラマ「アイドル×戦士 ミラクルちゅーんず!」のエンディングテーマだそうです。「アンパンマンマーチ」これはもう説明不要ですね。アニメ「アンパンマン」の主題歌です。この2曲は会場に詰め掛けたお子さんたち向け。なおこの「アンパンマンマーチ」のパフォーマンス中、年長組4人がファミリーエリアに降り、お菓子を持って配り歩いていました。なお3曲目の後、くじ引きトークコーナーでもメンバーがファミリーエリアに降り、お客さんの声を拾い、トークを展開する、そんな場面もありました。いずれも後方一般エリアはノータッチなんですが、これを微笑ましく眺めるというのが、ハコムスファンの流儀。ほんと大人な人が多いですね。最後6曲目「真っ赤な自転車」は撮影可となっておりました。

 

○感想

今回のイベントは日本工学院さんの主催で、その実地演習という性格が色濃いものでした。言い方は悪いですが、学生さんたちには大人なハコムスファンが相手でちょうど良かったのではないでしょうか。天晴なんとかやら、まねきなんとかなんて、ヨハネスブルクみたいなところじゃ大変でしょう。しかしそれだけで、ハコムスにお声がかかったわけではないと思います。今回のイベントに際しては、主たるお客さんであるファミリー層に安心な安全なパフォーマンスを提供できること、さらに親世代と子世代、どちらも満足させられることが演者には求められていたと思います。この二つの条件を満たすのはアイドル界広しと言えど、耳慣れたカバー曲を上質に歌いこなすことが出来る、ハコムスをおいて他にはなかなかいないでしょう。ということで、主催者の思惑、演者の特性、お客さんの求めるもの、これがぴたっとはまった素晴らしいイベントだったと思います。また会場の様子を見ていると、特に女の子にはステージに立つことの楽しさを伝えられていたと思います。ハコムスはそういうことが出来るグループなんですね。とっても素晴らしかったです。天候などの運も味方し、私が見た中では今のところ今年一番のイベントでしたね。以上です。