旦那さんのことを思い出します。

でも結論からいうと、

 

元気だった頃がぼんやりしちゃってるガーン

 

思い出すと、約2年ちかく闘病してたときの姿。

それに病が分かる前から、体調不良だった。

どんな風かっていうと、

 

『俺、死にたくなるときがあるんだよね…』

 

と、ある日突然言われた。

それを聞いたとき

 

…な、なんだって??

 

ビックリしまくりでした。

なぜかというと、普段の旦那さんはそういうタイプではないから。

ポジティブよりはネガティブタイプだったけれど、

それでもそういう事を思ったり言ったりするタイプじゃなかった。

 

それで慌てて私が精神内科を予約し、そこに行ってもらった。すると自律神経失調症と言われて薬を飲みだした。

それを会社にも伝えると、1か月くらい休むように言われた。

 

会社はかなりブラックで、定時上がりなんてほとんどない。定時で帰ろうもんなら白い目で見られる。なんなら土日も出勤してくれないかなーという感じだった。

そんな会社なもんだから社員が病んだと思って焦ったのもあったと思う。

それで旦那さんは休職した。

 

でも結局、頭痛が続くから私が病院予約して病が分かったという感じ。

自律神経失調症じゃなかった。

自律神経失調症も大変だとは思うけど、自律神経失調症だったら良かった。

 

そんなわけで病が分かる前から、旦那さんの様子はおかしくなってた。

家のテレビで夜中にヒーリングの動画みたりしてて、前だったら絶対にそんなの見ない人だった。

だから元気だった頃の旦那さんを思い出そうとしても、ぼんやりしちゃってる。

 

闘病中は見た目も当然変わったし、

脳が侵されてしまうから、やり取りもおかしくなってしまってた。

それだけじゃない、一番つらいのは

彼の「彼らしさ」はなくなってしまってた事だった。

彼が彼である部分が侵されて見えなくなっていく。

分かりやすく言うと認知症に近い気がする。

 

医師もよく言っていた。

「~さんが~さんらしい状態でいられなくなると思う」

まさに、そんな感じだった。

 

他の病気のことは知らないけれど、

この病気に関してはその人のその人らしさまで奪ってしまう。

本当に残酷でつらすぎる。

 

まだ彼らしさがある頃も、

彼が話す内容は病気に関してのことばかりになった。

なぜなら

 

会社を辞めさせられたから。

 

病が分かって、さらに休職をした。

でも休職期間は決まっているので復職の時期が来た。

旦那さんは復職したがっていた。

医師も、復職してもいいと言ってくれていた。

 

旦那さんは物づくり系のお仕事だった。

だから会社は、てんかん持ちになった旦那さんの復職を拒否した。

物つくり中にてんかんが起こったら困る、というので。

 

私たちも会社に迷惑はかけたくないから、

雑用係として戻りたいと伝えた。

なんなら時給でいいとお願いした。

 

けれど、それも拒否された。

 

旦那さんは大人しい人だから、

喫茶店での話し合いで会社の人から言われても黙っていた。

 

そこで黙っていないのがでした。

もう喫茶店で人目構わずブチキレましたオエー

 

そりゃあ会社だって慈善事業ではない。

だがこんな闘病中で頭もハゲてて、

それでも頑張って働きたい、

雑用で時給でいいとまで言ってる相手に、

それもこの前まで同僚だった相手に、

よくもそんな薄情なことを言えるな。

そもそもコレは不当解雇では?

 

と、会社に対しての文句ならいくらでも出てくるので…。

結局、会社都合で退職させられました。

その事を旦那さんはずっと恨んでました。

本当は不当解雇で訴えたいが、そんなお金も気力もない。

弱い者は踏みつけられておしまい。

病気の人にこんな仕打ちって許されるもんなんでしょうか。

 

話がズレましたが、

そんなわけで会社も辞めさせられて話題もない旦那さんが話すことは病気のことばかりになりました。

これがもし会社に時短でも行けたなら、少しは気がまぎれたりもしたのではないかと思います。(会社で仲良しの同僚と話すことや、物つくり自体は旦那さんは好きだったので)

 

本当に思い出したいのは、元気だった彼らしい旦那さん

いつもジョークを飛ばしてくれて、ふざけてくれて、笑わせてくれた。

そんな彼だけ思い出したいのに、どうしても思い出すのは闘病中の姿になってしまう。

なんなら死に顔すら思い出す。

 

これって、いつかは元気だった頃だけ思い出せるようになるかな?