ちょっぴり殊勝な気持ち
わたしは「材料好き」なところがあって、
何か材料をそろえることが好きっていう特徴がある
特に手芸なんかはそれが顕著で
手芸店で何かゴソゴソ買いこんでは
タンスの肥やしをむやみに増やしてしまっている
買ったという事実と素晴らしいものができあがりそうだと妄想して
それで満足しちゃってるんである・・・困ったもんだねぇ
そんなある日
ふと見るとミミコの手提げバックがかなりボロい
入学のときに新調したはずが、
長年使いこまれて持ち手がもうすぐはずれそうである
仕方ないので
「新しいの、作っちゃう?」
ときくと
意外にもうれしそうな顔をした
手作りなんかより既製品のバックを買ってくれと
言われそうな気がしていたので、
わたしもちょっぴりうれしかったので
早速手芸店に連れて行き、生地やら糸やらをそろえてみた
(予想通り、買い物にはかなり時間がかかった・・・)
なのに
しまいこんだまま、2か月が経過
またもタンスの肥やしになりつつあったある日・・・
とうとうミミコに怒られて
重い腰をあげてミシンを出してきたワタシ
夜なべをして手提げ袋を完成させると・・・
ミミコは思いのほか、とっても喜んでくれて、
早速学校に持って行った
それを見て
そんなに喜んでくれるんなら、買ってすぐに作ってあげたらよかったなぁって
母のわたしは軽く反省した
最近、なんだか毎日バタバタで
ついつい後回しになっていた、こういうことをやってみると、
ミミコも私も楽しいなぁと思っちゃった
だって、たぶん、
もう少ししたら、ママの手作りバックより
お店で売ってるバックを持ちたがっちゃうもんねぇ
・・・とそんなわけでたまには殊勝な気持ちになったというお話でした。
みなさんのとこはどうですか?
ところで
手作りって何歳くらいまで喜んでくれるんだろうねぇ・・・?










