【備忘録】地震のあと、いろいろ。
こんにちは。
しつこいな~~と思われるかもしれませんが、
またまた、震災備忘録です。
感じていることをメモしておこうと思います。
先日、「こんにちはミミコです」を書いたら
私の数少ないブロ友、スマイルデザイナーのみさちゃん が
「地震の時
お迎えの連絡って入らなかったのぉ?」
とコメントくれましたのでそれにお答えします
そう、固定電話も携帯電話&メールも、通信回線は不通だったのです
「緊急時には保護者引き渡しの旨を連絡網にて通知」
ということは実際問題、できないのです
のんき者の私は、家にいて
「こんな日に寄り道するなんて・・・コタローとミミコめ・・・」
と思って廊下にでると、バッタリあったお隣さんに
「迎えにいった?!」
と言われてやっと、引き渡しになってることを知ったのでした・・・ダメだねぇ。
災害時に情報をどう共有するか。これからの大きなテーマなんでしょうね。
余談ですが(私の地域だけかもしれませんが)
昨年買い換えた私のiphone(ソ○トバンク様)は、、、
地震のあと携帯電話と携帯メールがつながらなくなりました。固定電話ももちろんダメで
私は誰とも連絡がつかなくなってしまいました
今回の震災で唯一いつも通りに使えた通信網は、インターネットだけ
パソコンに接続している人同士はすぐに連絡がつきましたが
(iPhoneもWiFi接続での通信は全てOK)
特にソ○トバンクはほかのキャリアと比べてつながりにくかった印象があります
我が家は自分の実家・夫・夫の実家含めてみんなDocomoを使っていたので
私以外の身内はみんな連絡がとれていたので・・・私が夫と連絡とれたのは11時をまわってました
そうそう。夜10時すぎに実家とやっと固定電話がつながったら家には父しかいませんでした
「おかーさんがなぁ、帰ってこれないんだよ・・・」
なんと2年前にガンが発覚し、闘病生活を越えて現在経過観察中の私の母が
よりによってその日に、実妹(私の叔母)と一緒に実家から20キロ離れた台東区上野で開かれていた
お花の展覧会にでかけて地震にあい、帰ってきていないというではないですか・・・!!
結局、ホテルもとれず電車もバスもタクシーも乗れず、
帰宅難民となった母は20キロの道のりを徒歩で帰ってきたのでした
元気になったねーー。
ところで
こちらも私の大切なブロ友、ぴあんちゃん もコメントで
「そうそう、断水地域でトイレのことが
どうなってるのか気になってました」
と書いてくれたので、またまたトイレの話を
と、黒いビニール袋を2枚重ねで使ったとお話ししましたがもう少し詳しくいうと
便器には水がたまってますよね。
だから2重にビニール袋をかけて、1枚目だけを取り換えるようにすると・・・
黒いビニール袋は震災後ホームセンターなどから姿を消したので
やむなく透明なビニール袋も使いましたが・・・やっぱり黒がいいねぇ
ビニール袋に吸収シートを敷き、そこにポットンして、
「キキ・イッパツ」という消臭・凝固・滅菌剤をかけます
「キキ・イッパツ」は
一袋で、吸収シートがなければ2回分、ある場合は4回分くらい使えると書いてありました
吸収シート+うみおとしたモノ+キキイッパツの上に、また吸収シートをのせて
1枚のビニール袋で何回か使ったりもしました
吸収シートというのは
いわゆる、オムツや生理用品に入っている高分子吸収体の入っているシートで
ペットのトイレ用のシートやネコの砂で大丈夫ですし、
それもなければ、古新聞でもいいかもしれません
黒いビニール袋と
や
なんかがいい仕事するそうです
一袋買っておこうかなと思ってます(災害用と名前がついてると高いよねぇ~)
それから、震災後は単一の乾電池がないないとテレビでさんざん騒いでましたが、
(震災被災地で生活のデザインやアイデアを助けるデータベースwiki OLIVE より)
あるもので工夫して生活するという基本を思い出すことができました
最後に余談ですが
地震のときはコタローはどうしてたかというと・・・
音楽室にいたそうで、大太鼓や楽器ケースが揺れにしたがって近づいてきて
大変こわかったといっていました
この春めでたく年少さんになっためいっこめるちゃんは、
最近お絵かきにこっていて、文字や数字にも興味深々だそうですが
1,2,3,4などの数字がいっぱい書いてある中に混ざって必ず
「×」
・・・震源地のつもりらしいです
今回の震災は震源地から遠く離れた子供にも
それなりの影響をあたえているようです
これから日本はどうなっていくのか・・・
漠然とした不安はいつまでたっても消えません
でも不安に思っていても仕方ないんですよね
日常生活を普通にすごすことも私たちの義務かなと思いました。
被災地にも桜がさきはじめたそうです。
世間はゴールデンウィーク!
楽しい連休をおすごしくださいねぇ~!!
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大げさなヤツだと思われるかもしれませんが
私は今回の震災で、少々人生感がかわりました
今までは私は災害の報道を見て、それに驚きながらも
どこか「ヒトゴト」と感じていたように思います
自分に降りかかることはないと漠然と思っていました
でも決してそうではなく
今回の被災地の報道を見ると
津波にさらわれた町で呆然とする人々の姿に自分が重なります
何がおこるかわからない世の中に私は生きているのだと
今更ながら気がついたのでした
長々と読んでいただきありがとうございました。









