命名のヒミツ
あらら?またまたミミコがなにやら悩んでいます
どうしたの?ときいてみると・・・
明日学校に、小さい頃の写真を持っていかなくてはならないのに、
ミミコの写真はどこにもない、というんである
そう、私の貴重なブロ友はち太郎♪さんも2号くんの作文を書いたように
全国的に小学2年生には学校で出生のヒミツ・・・じゃなかった、
自分が生まれてここまで成長してきた過程をふりかえり、
命の絆を感じようという、ありがた~~い授業があるんである
私はミミコに説明した
↓この、外付けハードディスクの中に!!
・・・解説しよう
30をすぎてコタローを産んだ私は、コタローが赤ちゃんのときは
子供が寝てからアルバム作りにいそしんだものだけれど、
3年後ミミコが生まれた後は
気力・体力ともにおとろえたせいか、
子供が寝た後の時間は睡眠にあてられるのみだったのである
よって、
ミミコのアルバムは作成されないまま(注:3歳以降のコタローのアルバムも作成されてません)
デジカメデータだけが外付けハードディスクに残されているのである・・・かわいそーに![]()
それでもパソコンの電源をいれ、
自分の写真もたくさんあったと喜ぶミミコ
ぎこちなくパソコンを使いながらしばらくは写真をながめていたけど・・・
二人目以降に生まれた子供が必ず背負う運命に
ここでもまた気づいてしまった様子である![]()
ところで
本日の宿題は赤ちゃんの頃の写真をさがしてくることのほかに、
「どうしてこの名前になったかをおうちの人に聞いてくる」
というのがあった
これは大丈夫、ハッキリお答えできる!のだ![]()
ミミコの本名には「菜」という字が含まれている
私と夫は、「○○な」という名前にしようと、読み方は決めていたけれど
漢字はどれにするか決めかねていた
「菜」か「奈」か「那」か
そんなとき、
私の友人、Fちゃんが産院にお見舞いにきてくれた
Fちゃんは遠くに住んでいるため普段それほど頻繁にあうわけではないのに
私の人生の節目には必ず登場する不思議な友達である
そのFちゃんが「お祝い」といってもってきてくれたのは
そう、ミミコが生まれたのは桃の節句に近い頃
Fちゃんは桃の花と菜の花の、素敵な花束を持ってきてくれたんである
楽しいおしゃべりの時間がすぎてFちゃんが帰ったあと、ちょうどいい花瓶が手元になかった私は
部屋の洗面所に水を張り、そこにこんなふうにお花を挿しておいた
そしてひと眠りして目をさますと
菜の花は横向きがイヤだったのか
茎をほぼ直角にまげて、根性で花を垂直に持ち上げていたのである
その意思の強さと生命力に感動した私と夫は
可憐ながらも力強い花、菜の花の「菜」をつけることにしたんである
そして現在
おかげさまで元気いっぱいに育っているミミコは
だれがどう説得しようと自分の意思をまげないガンコ娘に成長している
親の気持ちが通じた、というべきでしょうか、ねぇ・・・











