子鉄と記憶のアルバム
コタローが2歳から5歳くらいまでの間
もっとも熱中していたもの、それは
「てつどう」
どれくらい熱中していたかというと
↑電車が近付いてくる音がかすかにきこえると・・・

↑すべての作業を中断して、その姿を見ることに集中する
ずいぶん耳がいいんだなと感心するほど遠くから聞こえてくる音を拾って
コタローは窓にはりついてあきもせずにそれを眺めていた
そんなてつどう大好きチビッコのことを「子鉄」と呼ぶらしいけど
子鉄は華のある車両よりも「?」と思うものに興味をそそられる傾向があるようで
特急車両よりも在来線、そしてもっともコーフンするのは

↑貨物列車(通過する路線が限られていてしかもすごーーーく長い)
でももちろん、華のある新幹線も大好き!なんだけど
そんな新幹線の中でももっともコーフンするのは


そう、東北新幹線Maxやまびこと山形新幹線つばさの連結部分
乗るわけでもないのに入場券をわざわざ買って入った新幹線ホームでは
鼻の穴ふくらませているお仲間がいっぱい
連結部分は写真を撮ろうとする親子であふれている

だけど子鉄のお出かけはとってもラクチンで
↑山の手線一周中。昼間は結構すいている。
コタローが集中して外を眺めているので私はいねむりなんてしちゃったりして
子鉄友達ともよくでかけたもんである
電車や線路が見えていればご機嫌な子鉄
レストランでも窓から電車がみえればおとなしいもんである
ところでその頃のコタローが日々ながめているのは「てつどうずかん」みたいな本
そしてコタローの頭の中にはオリジナルの
全国の鉄道と機関車トーマスの情報が記憶されたオリジナルアルバムがあって
どれが何だかすぐにわかってしまう
じじやばーばは大喜びで
「まーすごい、頭がいいんじゃない?」
なんて言っていたっけ
確かに私たちも、「ひょっとするとすごいんじゃ?」と期待したことを認めよう
だけど心配いらなかった
コタローが小学校にあがるとコタローの記憶のアルバムは「ポケモン」でリニューアルされ
その後もデュエルモンスターへマイナーチェンジを経て高学年になった現在は「世界のサッカー選手」でいっぱいになっている
記憶のアルバムは「上書き保存」されるので
以前の情報は保存されない
と、なんとも残念なお答えが帰ってくるんである
コタローの記憶のアルバムは一冊しかなくって
それは増える気配はないらしい。とほほ
なぁんだ
天才になったらどうしよ~なんて心配してた私らはただのバカ親である
それならそれでも仕方ない
コタローの一冊しかない記憶のアルバムが数式や関数で埋め尽くされる日はくるんだろーか
母としては一番気になっちゃうところでは、ある・・・
※オマケ↓これがMAXとつばさの連結の瞬間!
ホームに「なかよくみてね」という注意が書かれていることにご注目






