白雪姫にもなぞがある
前に、
おとぎ話「シンデレラ
」のことについて書いたことがあるのですが、
実はもうひとつ、「へんなの」と思ってるお話がある
それは
「白雪姫」
最初に読んだ、今のミミコくらいのときから「?」と思っていたので
ディズニーランドのプリンセスのひとりとして登場しているのを見るたんびに
「???」
と何かモヤっとしてしまう
実はシンデレラ以上に「?」と思うポイントはいくつもあるのです
今日は子供のときから思っていたことや、何十年か経過してミミコともう一度読んだときに
改めて感じたことを、書こうと思います。
まずひとつめは白雪姫が生まれる前のエピソード
「白雪姫」という名前の由来に関することだけど、
白雪姫のお母さん(王妃)が白雪姫がまだお腹にいるときに
確か、雪の日に刺繍(だったかな、針仕事)をしていて、
うっかり針が指にささって血がポタリと白い雪に落ちた
白い雪に赤い血
王妃はそれを見て「白い肌に赤い頬をしたかわいらしい子供がうまれますように」
って祈ったら本当にそんな子が生まれたので「白雪姫」と名付けました、っていうんだけど
血と名前が関係するなんて、なんかやだなぁ
と子供心に思ったのでした。
それに、どうやったら指に針がささったときに雪の上に血がポタッって落ちるの?
1.窓から外に手を出しながら刺繍をする(雪がつもるほど寒い日である)
2.雪が降っている庭で刺繍をする
カゼひくよ・・・?(しかも妊娠中なのに?)
次、ふたつめ。継母。
白雪姫の実母は彼女を産んですぐ死んでしまい、
こんな感じに描かれていた。
なのに、「一番キレイなのはだれ?」ときくと魔法の鏡は
「王妃様もキレイですが、森にいる白雪姫はもっとキレイです」
その頃の私にはイジワルそうな厚化粧のオバサンにしかみえなかった
まあ、今思えば悪女風の、子供ウケしない美人ということになりましょうか・・・
そして、継母は毒りんごを持ってきた魔女でもある。
継母は魔女に化けて白雪姫を殺すべくチャレンジを重ねるのですが
(紐で絞めたりとかしてたような)、そのときの変装の完成度が普通じゃない
まるで別人!素人にしては見事な化けっぷりです。
いじわるな継母にこんな特技があるとは・・・
そして最後で最大のナゾは、王子様でした。
白雪姫が毒りんごで死んでしまったと思った七人の小人は、彼女をきれいな棺に入れて森へ運びます。
たまたま通りかかった王子様がその美しい白雪姫の棺をみて、泣きながらお別れをしている七人の小人に
こう言ったのです。
「なんと美しい姫。この棺を私に譲ってもらえないだろうか。城に持って帰りたい」
?
なにいってんだこの人?本気?
死んだ人の棺を持って帰って、どうするつもりなんだ??
たまたま、白雪姫が生き返ったからいいようなものの、
この王子、あやしい・・。
しかも最後は継母は真っ赤に熱した鉄の靴を履いて死ぬまで踊り続けさせられました・・・
って、
こわすぎる・・・![]()
そんなわけで、シンデレラに続き、白雪姫も前途多難な人生を送ったのではないかと
心配になっちゃうのでした・・・
童話もなかなか、奥が深い・・・




