ある日。ささいなことで私はコタローに説教していた。(よくある)
「説教」というよりも「ヒステリー」であったことを認めよう。(よくある)

ガミガミ、クドクド、しばらくヒステリックに怒りまくって、
「わかったわねッ」
とコタローの部屋を出たけれど、気分がおちつくと自分もバカだとわかってくる(毎度)、こっそりのぞくと

ちょっと背中がさみしげにみえた
そこで

とさぐってみたら

なにーーーっ
それじゃアンタはおかーさんの話、ひとつもきいてないってことではーーー!
しかもすでに立ち直ってコロコロ読んでるし!
今回はコタローに一本…
