便秘かどうかを判断する際のポイントとしては、
以下の6つが挙げられます。
◆排便のない期間が普段に比べて長いか、その期間はどのくらいか
先にも述べたように排便リズムというのは人によって異なりますから、
便秘かどうかを判断するためには
自分自身の普段のリズムと比較することが大切です。
毎日排便があった人が急に3日間も排便がない場合には、
便秘と言えるかもしれません。
◆便の量が普段に比べて減少しているか、その量はどれくらいか
排便があっても、
普段に比べて著しく便の量が減少しているようなときには、
腸内に便が溜まっている可能性があります。
◆便の硬さや形が普段と比べて変化しているか
便秘の場合の便は水分を失って硬くなります。
ウサギの糞のようなコロコロ便、短くて太い塊便などは、
便秘のときの特徴的な便の形になります。
◆排便の困難さがあるか
便秘になると、
排便の際に肛門に痛みを感じる、
排便したい感覚はあるのに便が出ないなど、
排便の困難さも生じることがあります。
◆残便感や腹部の張りといった異常はあるか
排便をしても残便感を感じる場合は、
腸や肛門に便が残っている可能性があります。
また、
便秘になると腸内でガスが発生して
お腹の張りを感じることが多くなります。
◆口腔からの便臭はあるか
腸内に便が留まった状態が続くと、
便から発生したガスが逆流して口臭となって現れることもあります。
