子育て奮闘記 ~カクレクマノミが産卵!稚魚を育てることができるのか!?~
「蝶のひろば」という、蝶の標本がずらりと並んだ、
まるで博物館の一室ような空間で飼われているカクレクマノミのペアが、
水槽の隅っこで産卵した事が発覚した。
それを知った管理者の私は、ふ化する稚魚を育てるべく奮闘する!
稚魚がふ化するには、水槽の中に光が入らない、真っ暗闇にしなければならない。
もし無事にふ化したとしても、すぐに保育用の水槽に移さなければならない。
さらに、水流を止めたり、エアーを送ったりなどの細かい管理を必要とする。
そのため夜遅くに蝶のひろばに行き、
真っ暗にしたり、ふ化するのを待ったり、ふ化した稚魚を掬ったりと、とにかく奮闘していたのである。
タイトルにもなっている「子育て奮闘記」とは、
カクレクマノミの親が子育てに奮闘しているのではなく、
そう、 私の奮闘記である。(まぁ、カクレクマノミは子作りに奮闘していた!とは言える)
[最初話] 子育て奮闘記① ~カクレクマノミが産卵!稚魚を育てることができるのか!?~
[最終話] 子育て奮闘記② ~カクレクマノミが産卵!稚魚を育てることができるのか!?~