今年、父の初盆を迎えました。たくさんの方々から、心のこもったお供え物をいただき、あらためて父が多くの人に愛されていたのだと実感しています。
中でも印象に残ったのが、南島原らしいお供え物でした。そうめんを使って作られた「すだれ」で、近所のそうめん屋さんからいただいたものです。地域の集まりや消防団の活動を通じて、父と長くお付き合いのあった方でした。
聞くところによると、これを作れる方はこの地域でもごくわずかしかいらっしゃらないとのこと。地域に受け継がれてきた技術と、その希少さを知り、あらためてありがたさを感じました。忙しい中、手間のかかる品をわざわざ用意してくださったこと自体、父がこの地域でどれだけ大切にされていたかを物語っているように思います。
こうして一つひとつのお供え物に込められた思いに触れるたび、父が生前築いてきた人とのつながりの深さを感じます。支えてくださった皆様に、心から感謝申し上げます。





