今日、息子が学童で「そうめん流し」に行ってきた。
夕飯の時に「今日楽しかった〜!」と嬉しそうに話してくれた。
聞けば、そうめん流しで食べたそうめんがとても美味しかったのだという。
つるっと喉ごしがよくて、みんなでワイワイ食べるのも楽しかったらしい。
嬉しい話のはずなのだが、ふと聞いてみたら、それは我が家のそうめんではなく、他の業者さんのものだった。
美味しかったこと自体は、もちろん良いことだ。
そうめんを好きになってくれるのは、そうめん屋としても親としても嬉しい。
でも、正直に言うと、ちょっとだけ複雑な気持ちになった。
自分が毎日作っているそうめんより、他所のそうめんの方が「美味しい」と言われると、なんとも言えないモヤモヤが胸に残る。
子どもにとっては、ただ「美味しかった」というだけの、なんでもない一言なのだと思う。
比較するつもりもないだろうし、責めるつもりも当然ない。
それでも、作り手としては、その一言が小さく刺さる。
こういう気持ちになるのは、きっと自分がそうめん作りに本気だからなんだろうな、と思うことにした。
明日からまた、うちの麺を「美味しい」と言ってもらえるように、丁寧に作っていこう。
いつか息子にも、「うちのそうめんが一番美味しい」と言ってもらえる日を目指して。




