今日はチロではなく、玉子自身が語りますね。

 

今回、こちらに以前書いていたブログ「ウサギ曼荼羅」を再掲するにあたって、昔の原稿に少し手を入れたり、改めて昔の写真を見て思うことがあったので。

 

私が20年ほど前、初めてウサギを飼うと決めたとき、それなりに生き物を飼うということの覚悟

・・・毎日、面倒を見る、寿命を終える最後まで世話をする・・・という覚悟はしていたつもりでしたが、今見ると、とても乱暴な飼い方をしていたなと思います。

 

いくらベビーウサギだったからといって、2匹一緒のケージに入れ、トイレは猫砂だし、おやつも山のようにあげてるし、ほぼ放し飼いなのはともかく、フローリングのまま、電気コードなどの対策も不十分で、部屋はウサギのための対応がおろそかで危険極まりないし。

 

確か飼う前に1冊、ウサギの飼育本を読みましたが、今振り返ると当時の飼育本の内容にも疑問があります。でも、それ以上に私自身がとにかく楽しい、可愛いと気持ちばかりが優先していて、今写真でお見せするのは恥ずかしいような飼育スタイルでした。

 

では、今の我が家の飼育環境が素晴らしいか?と言われると、自信があるわけではありません。我が家のような多頭飼いは、ウサギにとって本当に幸せなのかな? と思うこともありますが、いろいろな縁があっての現状です。そこも少しずつ語っていけたらと考えています。

 

それにしても、この20年間でウサギもペットとしてだいぶ世間に認知され、ウサギの飼育グッズ、食料なども飛躍的に進歩してきましたと思います。ウサギを愛する人たちが、たくさんのウサギの命に教えられてこその、大きな進歩なのだと思います。

 

何がいいたいかというと、これからウサギを飼おうかな?と思っている方は、20年前の写真にある私のような飼い方を真似しないでください、ということです。

 

うさぎ1匹にケージひとつはマストの条件。そうでないと、そのウサギの食欲やフンの状態、水の減り方などでの体調がチェックできません。

 

“部屋んぽ”するときは、危ないところに入り込まないようにケアして、特に高い所はなるべく上らせないほうが安心です。今はいろいろ便利なグッズも多いので、最新の知識で買ってほしいということです。

 

20年前のカメラはまだフイルムで、時には使い捨てカメラでウサギたちを撮っていました。たくさん撮っていたつもりだけど、腕もないので、うまく撮れたものは少ないです。

 

10年ほど前、フィルムは劣化するからと教えられ、ネガをデジタル保存をしましたが、時すでに遅く、補正しても色あせた見にくい写真も多く登場します。でも、写真は色あせても、色あせることのないウサギたち思い出だと思って、見ていただければ幸いです。