何をしても、可愛い子 | 色々なおはなししましょうね~~☆

何をしても、可愛い子


おはようございます。


親ガチャ。大外れ。

そう子供に言われた親。

もし、自分がその立場だったら?



旦那に愚痴る?

残った子供に泣きつく?

自分は、何も悪くないと、

言った子供を悪者にする?


そう。

親も子も、他人も、みんな。

多数決が大好き。


多数決の多い方を自分にしたがる。




花いちもんめ。

どの子が欲しい。


最後まで、

残る1人には、なりたくない。



そんな子にならないように、

少しだけ、頭が良くて。



さめざめと、泣いてみせる。

親を泣かすなんて。

と、悪者に仕立て上げる。


親ガチャが、大外れ。

理由もなく、言うはずもない。

原因が、きっとあったはず。


悲劇のヒロインになりたがる親。



そんな親を、信じない娘。

そう。それこそが、

親ガチャ大外れの理由。



大騒ぎして、

悲劇のヒロインになって、

旦那や、他の子供や、

友人や、親兄弟。

私は、支えてもらいました。


悪いのは、あの子です。



舌の先が乾かない間に、

そんなあの子から、頼られた。

そう。

頼って来たの。恥を忍んでね。



私は、理解のある親だから。

過去は、過去。

とりあえず、今の問題を解決しないと。


夫でなく、

兄妹でもなく、

私、母親に頼って来たの。


頼られたら、

何とかしてやりたくなるのが、

親心でしょ?



そんな感じだったのでしょうね。

我が家もね。



そして、

甘い生活をしばらく続けて、

最後は、見ぐるみ剥がされて、

棄てられました。

それが、数年前の実親の姿。


借金が無かっただけ、

良かった。

家が担保に入ってなくて良かった。



何してくれるねん!

と、初めて、姉に怒りをぶつけた。



知らん。知らん。

このパターンで、母は、

ごまかせても、

私には、通用しない。


初めてみる、妹の気の強さ。

あれだけ、頭の良かった姉が、

6歳年下の妹に、論破された。



嫌々、認めた。



施設に入れて、

実家を売却した。


施設でも、

姉を慕う母親。


いいぞ。いいぞ。

心の赴くまま、

大好きビーム出してやれ!



私と、絶縁しなかったら、

もっと、上手く立ち回れたはず。


計算外だった、母の認知。


本当は、母が亡くなる前に、

家の名義を、替えたかった。


そして、

妹に言われたら、


知らん!知らん!

お母さんが、勝手に自分の意思で、

名義替えた。

と、言う予定やったやろ?



大した知恵もない妹。

お母さんのせいにすれば、

文句も言えないやろう。



最後のツメが甘い姉。

名義変更か、

遺言書を書いてもらわないと。


それがないから、

最後は、

家を売る羽目になったやん?



母が死ぬ前に、

離婚して、家を貰って、

我が身の安泰なはずやったのに。


離婚はしないで、

家も売却されて。

そして、母は死なない。

94歳になる現在も、

認知症中程度を維持しながら、

元気に生き続けている。


これだけは、

本当に計算外。


出来れば、

妹に連絡するのは、

母親が死んだ時やったはずやのに。



全ての事が終わって、

財産も全部、

自分のものになってるはずやったのに。



今、

母は、

自分の世界で生きています。


近い将来、

姉の事も、記憶の中にだけ、

残るでしょう。


可愛い子。

大好きな娘。



忘れられた私。

何処かで、気が楽。



認知症の進行は、

残酷です。

母親が、母親で無くなるから。



今から、

姉は、逃げ腰です。


黙って、

母が亡くなれば良いのに。


認知症は、病気だけど、

急速に、亡くなる病ではないのです。


少しずつ、

身体が弱くなり、

寝たきりになって行きます。

(他の余病があれば、別だけど)



義母のように、

余病があっても、

それらが、急速に悪くならないと、

90歳まで、長生き出来るのです。


寝たきり3年の、

オプション付きでね。


実母は、すでに94歳。

あと何年生きるの?

生きれるの?


最後の看取りは、

お任せするわ。



母に愛されて、

母を利用した姉。


最期ぐらい、

良い親娘として、

看取ってやりや。



そう思うけど。

言わないよ。



自分の旦那の親を、

何も知らないまま、

見送った姉。


仏壇も、兄のお姉さんの、

長女さんが、面倒みてる。



本来なら、

長男嫁が、面倒見るべきと、

言われるのにね。


それも、回避出来た。



姉の運命って、

何やろうか?



最愛の長男に、

縁を切られて、

長男は、嫁を取った。



母も、姉も、

自分が本当に愛する人には、

裏切られる運命なんやね。



母は、父に裏切られて、

父は祖母を選んだ。


姉は、

長男は、母より、嫁を選んだ。

兄も、何やら怪しい態度。



知らねぇよ。

勝手にやってくれ。



父が亡くなって、

33年。


きっと、

祖母と、仲良くやってるよ。



姉は、

子供が多いから、

きっと、何とかなるでしょう。



長男の後、

末っ子を溺愛する姉。

実母も又、末っ子を溺愛していたらしい。


その末っ子に、

大事にされるといいね。



他力本願の、

生き方は、嫌やねん。


人に、

自分の人生、

決められるなんて、

絶対嫌や。


誰にも、

迷惑かけないように、

自分の生きる道は、

自分で決める。


息子とは、

そう話し合いをしている。


旦那は、

仕方がない。

私が看取るわ。


その日まで、

元気でいないとね。



ナースの友達が、

私が、何とかしてやるよ。

と言ってくれた。


一緒に、

老人ホーム入ろうと、

言ってくれた、ご近所の友達。



人生は、

厳しいけど。


せめて、

笑って、生きたい。


うちの親は、

幸せかもね。

大好きで、仕方がなかった姉。

天塩にかけて、育てたかったのに。

祖母に横取りされた。


今、やっと、

大好きな娘と、

人様に、宣言出来たしね。



あっさり、

認めたらいいねん。



どの子より、

この子が可愛い。ってね。