認知症アルアルですね。
前職が介護関連なので、
認知症対応は、慣れていました。
苦手な介護士さんもいますが、
私は、不思議とどの通所者さんとも気があって、
優しくしてもらいました。
一番は、
矢切の渡しを歌う方でしたね。
研修時代の思い出です。
今でも、
細川さんが矢切の渡しを歌われると、
その方を思い出して、少し切なくなりますね。
その方の話はまた後日にでも。
物に対して、執着度が増すのは、
認知症アルアルですね。
義母は黒のカバンでした。
何処へ行くのも、手放しませんでした。
お財布を確認すると、安心だったようです。
お風呂の時も、手放さなくて、
結構、バトってました。
ジッパー付きの袋に入れて、
見えるようにドアーにぶら下げることに。
見えてるのに、
形態が変わると、分からなくなるのです。
私のカバンが無い!!と、大騒ぎ。
咄嗟に、
事務所のカラーペンを借りて、花柄を書きました。
義母に、
これ私が書いたの。可愛いでしょ?
絵はね。
お花の絵だけは得意です。(^^)
それからは、
義母は、不思議と落ち着きました。
私の下手くそな花柄の絵を、
可愛いと、喜んでくれてました。
何か、その人が好きなことを、
そちらに気持ちを向けられれば、
すんなり上手く行くことも、ありますね。
初めて担当した方は、
お花がお好きでしたので、
花をベランダにつくるんだと。
雑草に毎日、水をやっておられました。
そんな時は、大真面目に、
どんなお花が咲くでしょうね〜と、
お話しました。
大変なことも沢山ありましたが。
その方、その方の個性の証なので、
楽しく過ごせる事だけを、考えていました。
晩年は、
施設で勤務して、
現場には、出ることは少なくなりました。
本当は、現場が一番好きなんです。
でも、今は、身体がきついですね。
膝、腰が悲鳴をあげますね。
指も、バネ指を発症していますし。
これって遺伝の要素、あるのかしら?
母親も、バネ指でしたね。
まだ、生きてますけどね。
来月は義父の命日です。
京都にお墓があるので、行きたいのですが。
なんせ、遠い。
東山の上の墓地です。
京都駅から、
タクシーで2千円です。片道。
バスも出てないしね。
このお墓も、生前義父が勝手に購入。
義母にすら、相談なし。
義妹の旦那さんの実家のお墓が、
隣にあるので、
義妹夫婦が、実家のお参りのついでに、
寄ってくれると、願ったようです。
実際はどうでしょうね〜。
親より孫の方が最優先でしょうね。
孫ちゃん命のようですし。
待望の男子だし。
でもね。
男子は、大変ですよ。
とにかく教育費にお金がかかります。
息子2人の大学受験と、高校受験の時は、
私の給料が、塾代に消えましたよ。
結果的には、
親孝行をしてくれましたけど。
主人は単身だし。
給料は少ないし。
単身でも、特別手当はつかない会社なので。
ほんまに、良く働きましたね。
そのことだけは、ほめてやりたいですね。
今が一番穏やかです。
でも、主人が時々、義父に似た言い方をするので、怒ってやります。
グチグチ同じこと言うから。
ひつこいわ!
一瞬で、
黙らせます。。
ひつこい男。
大嫌いです。
寄って、義父は大嫌いでした。。
介護をしないで済んだだけ。
良かったです。
絶対嫌だわ。あの親父の面倒なんて。