南海10000系(Bトレインショーティー) | 酔扇鉄道

南海10000系(Bトレインショーティー)

ここのところ、以前「スルッとKANSAI」ブランドで発売された関西私鉄Bトレの再販が相次いでいる。阪急9300系、京阪2600系・8000系に山陽5000系・・・











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で、満を持したかのように登場したのが南海10000系。難波-和歌山市・和歌山港を結ぶ特急「サザン」用の車輌として有名。今回は新たに中間車も入って、しかも4両セットでの再販。南海電車の「電化100年」を記念しての発売でもある。



※「電化100年」・・・南海電気鉄道は1885年に「阪堺鉄道」として難波-大和川間で開業、1903年には難波-和歌山市間を全通させた。そして1907年には難波-浜寺公園、1911年には浜寺公園-和歌山市間が電化された。



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さて、気になる中間車は、やはり以前登場した11000系・31000系の金型使い回しかと思いきや、パンタ付き中間車(右)に関しては新規の金型を起こしている様子(パンタ無し中間車は11000系・31000系の使い回し)。再販ながら、全くの「再販」というわけでもない。パーツのかみ合わせ具合や塗色なども問題なく、気持ちよく組めた。








となると、やはり、「あれ」をやらんと気が済まんわけで。
































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7100系(既売品:2両1編成×2)を連結して「フルサザン」特急「サザン」の8両フル編成)!!






しかしまぁ、それにしてもだ。既に発売から1週間以上経っているのだが、先の阪急や京阪Bトレ発売時の狂乱ぶりが嘘のように、各店舗ではまだまだ「好評発売中」(苦笑)。まだ、お買い求めでない方は今のうちにどうぞ。





・・・南海は人気が無い?!




いや、そんな事はない。ただ思うに、商品化する車種の選定がちょっとヘタなんやないかと。



南海に限らず、何処の鉄道会社の車輌であっても、たいていの場合、特急型車両よりは通勤型車輌の方がより人気があるように思う。通勤型車輌の列車なら、通常の運賃だけで乗れる分、寄り身近に感じやすいわけやし。



そう考えると、阪急や京阪のBトレが即完売となるもうなずける。両社とも、特急列車であっても通常運賃だけで乗車できるから。だから、どの車輌が商品化されても忽ち人気の的になる。関東私鉄Bトレでは特に京急の売れ具合が良いそうだが、そう言えば京急の快特や特急も別料金がかからない。



でも南海の特急「ラピート」は大人気やないか、と思われる人も多いだろう。「ラピート」はあの特異な姿ゆえ、ある意味別格ではないかと。さっきフルサザンを組んだ時にもふと思ったが、どうせなら7100系を中間車付きで再販した方がもっと売れ行きも良かったのでは、と。






・・・とまぁ、私がごちゃごちゃ言った所で始まらないが。しかもなんやかんやでこの10000系Bトレ、私はこの1箱4両編成セットを既に3箱買っている(笑)。



なんにせよ、今後の南海の奮闘には一層期待\(*^▽^*)/




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