駅弁『ステーキ弁当』 | 酔扇鉄道

駅弁『ステーキ弁当』

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先日紹介した『牛肉弁当』と同じ、米原駅(井筒屋)の駅弁。ステーキだけにお値段もややグレードアップ(1300円)。


江戸時代、彦根藩が「養生牛」を飼育していて、将軍家にも度々献上していたのが近江牛のルーツだそうだ。



この養生牛の飼育を水戸藩主徳川光圀が自藩にも導入したいとの申し入れたところ、彦根藩(井伊氏)は断ったという。


そして百数十年の時が巡り、大老・井伊直弼を襲ったのは水戸脱藩の浪士達…



これを養生牛を巡る因縁としている「珍説」が弁当の中のしおりに書かれていて、ムチャクチャな話ながら面白く、牛肉のうま味をさらに引き出してくれる(笑)