映像の世紀
バタフライエフェクト

ハリウッド 夢と狂気の映画の都

カメラ、映写機の原型を発明した
エジソンが欲深く(高額特許料要求)なかったら
映画の都ハリウッドはなかったわけね。




元々は不動産会社の広告だった
文字看板


1930年代 ハリウッド黄金期

ビッグファイブ
(ワーナー・ブラザース
20世紀フォックス
パラマウント・ピクチャーズ
MGMなど)
を興したのはユダヤ人
アカデミー賞をつくったのも
ユダヤ人



ユダヤ人の成功を苦々しく思う者の筆頭
自動車王ヘンリー・フォード
通信の歴史を描く作品を制作
(ネイティブアメリカンが狼煙をあげたり、どこかの兵隊が手旗信号送ったり、そこそこ面白そうだったけど…今でいう子供向け教育番組みたいな感じかな)
10年足らずで映画ビジネスから撤退。


MGM
映画プロデューサー
ルイス・B・メイヤー 
ハリウッドのライオンと言われた
だからロゴがライオン?

「スターは慎重かつ冷酷にゼロから誰からでも作り上げることができる。
年齢、美しさ、才能なんて関係ない。私達は毎日メス豚の耳から絹の財布を作ることが出来るのだ」
ライオンというよりハイエナ。ハイエナに失礼だわね。人を物としか見ない強欲エロじじいだ!!


13歳でMGMと契約した
ジュディ・ガーランド
16歳の成長期
プライベートまで徹底的に管理された
少女らしさを保つため、ダイエット薬として覚醒剤を飲ませ、食事はスープとチーズしか与えなかった。
狂気の世界ドクロ


ルイス・B・メイヤーの自宅で開かれたジュディの誕生会
集まった友達…は映画会社が集めた子供。今でいうヤラセですな。


メイヤーはジュディが歌う時、左胸に手を当ててここから歌うようにと言った。
成長しても続けてくるので
「メイヤーさん、こんなこともう二度としないで下さい。もう耐えられません」
この時代、この立場で勇気ある発言
(直訳:どさくさに紛れて触るんじゃねーよッ!!)



『アニーを銃をとれ』の撮影風景は痛々しかった……。


長年の薬物摂取で心身共に病み、とうとうMGM解雇。


実際にはMGMとの契約前に金の亡者の母親によって薬漬けにされていたようだけど……。



ジュディの言葉
「ハリウッド映画に出ることは女の子が持つ最高の野望のひとつ。努力は必要、落とし穴もある。それは他のどんな職業にもあるはず…
もし、もう一度やれと言われたら同じ選択、同じ間違いをおかしたでしょう。
それが生きるということだから。」




ハリウッドでは
キャスティング・カウチ(役を得るための寝椅子) 
役を得るためには仕方ない事と
暗黙の了解になっていた。


2017年になって声をあげた
#Me  too 運動





レーガン大統領暗殺未遂事件
犯人は映画『タクシードライバー』に感化された(ジョディー・フォスターが好きだったとか)……のは有名な話し。
ただ、
この映画上映から5年しか経ってなかったとは…びっくりした。


レーガン大統領の時代って私にとっては
わりと最近の感覚。(全然最近ではないけど)
『タクシードライバー』は小学生の頃に公開されているから、観たのは大人になってからなので、かなり古いの映画の感覚だった。


『シークレットサービスの掟』に主演したレーガンの役に憧れた少年が40年後シークレットサービスとなり、大統領の命を護ったジェリー・パー氏のまるで映画のようなエピソード。
B級だかZ級だかの映画でもプラスに働けばA級だわね。


ひねくれ者のワタシニヤリ
シークレットサービスになったきっかけホントにこの映画だったのかな?
結果的にレーガンの命を救ったことで、更にドラマチックにそういう事にしたとか??
とにかくマニュアル通りでなく、咄嗟の判断で病院に行ったことは素晴らしい。



他に戦意高揚映画、赤狩りなどありました。


ハリウッドのホコリは叩けばまだまだ出るのではないか?DASH!DASH!DASH!DASH!






ハリウッドスキャンダル
米倉利紀 中西圭三ヴァージョン