ののはな通信 三浦しをん著
タイトルから察するに草花を愛でる牧歌的なお話かなぁ〜なんて思ったのですが
百合ものでございました
わたくしはLGBTは否定致しませんし(かと言って深い理解があるのか?といわれると甚だ怪しいのですが) 同性愛両性愛を不快に思わない程度には理解があります
女子高生の『ののちゃんとはなちゃん』の愛の往復書簡形式の物語でございます
なにが無理って序盤の 若さゆえの恥ずかしいくらい真っ直ぐな愛のやり取り
これは作者の三浦しをんさんも書くのがしんどかったのでは?と思うくらい 読むのもしんどかったです
傷食気味になりました
物語の中では当時の連絡ツールが一番早くて速達ですからね
学生時代に終わりを告げた恋愛関係ですが 20代で再会してから40代迄の物語の後半
メールのやりとりに進化していました
ののはフリーライター はなは外交官の妻…
知らない世界のお話です(笑)
憎しみや愛しさが相まって 最終的にはお互いなくてはならない存在になっていくのですが 最後は飽きてしまいました
往復書簡形式なので ただひたすら 他人の日記やラブレターを無理やり読まされているって感じですかねぇ?
それがどうしても受け付けなかったです
三浦しをんさん 三浦しをんさんファンの方には申し訳ない感想ですが わたくしの感性では理解出来ない小説でごさいました
※なんで女性同士の恋愛は百合なのか?が気になってしまった(笑)